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東京で行われたファッションショーのバックステージから“装う人のためのメイクアップ”を学ぶ

東京で行われたファッションショーのバックステージから“装う人のためのメイクアップ”を学ぶ

 普段、何を考えてメイクをしていますか?ただメイクが好きだから、なりたい自分に近づきたいから、または使いたい色やアイテムがあるから。あとは学校や会社、遊びに行く予定があって外出するからとか、出会う人に良い印象を与えたいからとか。一方で、外出する時にはメイクしないといけないと思っているからとりあえずひと通り…。人それぞれさまざまな理由があると思いますが、私の場合は「全身ブラックのファッションだからスモーキーなアイメイクにしよう」「赤いカーディガンを羽織るからリップは同じ彩度の赤いリップにしよう」「今日はそこまでファッションにこだわってないからすっぴんでいっか」と、その日着る服、ファッションのためにメイクをしています。

 今回、初めて2024年秋冬東京コレクションのバックステージを取材。「ティート トウキョウ(tiit tokyo)」と「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」、「フェティコ(FETICO)」、「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」の4ブランドを担当したメイクアップアーティスト、ヘアスタイリストにインタビュー。ファッションショーのメイクアップは、コレクションを完成させる重要なファクター。大きく括ると私と同じように“服のため”に施されていたメイクアップですが、そのこだわりやアプローチはより繊細で、いかにファッションを引き立たせ、でも引き算ではないメイクアップがそこにありました。この4ブランドのファッションが完成へと続くメイクアップの手法をキャッチアップし、自分なりの取り入れ方を考えます。

tiit tokyo

Image by FASHIONSNAP

YOHEI OHNO

Image by FASHIONSNAP(Ippei Saito)

FETICO

Image by FASHIONSNAP(Ippei Saito)

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 ティート トウキョウ、ヨウヘイ オオノ、フェティコはそれぞれコレクションに合わせた“人間像”を作り、その人間像に寄せるようにメイクアップが施されました。

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 映画「ブラックスワン」から着想を得たティートの2024年秋冬コレクションには、自己の葛藤や周りからの重圧によって自らの心の闇に堕ちていく表現者の危うさ、心理的危うさから来る生々しさに人間の美しさが投影されました。

 そんなコレクションから、メイクアップはヘアメイクアップアーティスト 豊田健治氏が「泣いた後に前に進む少女」と、より具体的な人間像を語ってくれました。さらにディテールとして、アイメイクは「涙で落ちたアイメイク」を表すために下まぶたに直接マスカラを押し付け、涙のカラーペイントはブルー、ミント、ラベンダーを混ぜたり使い分けたりして、服とのバランスが生まれています。頭頂部をオイリーにして作ったヘアは時間経過による“メッシーさ”が表現され、カラーペイントでモノトーン調のシックなルックに色が添えられました。

catch up:服のカラーが重たくなりがちな秋冬。モノトーンを着る時は靴下や小物を差し色に使いたいところですが、ティート トウキョウのようにアイメイクで差し色を入れるのも可愛い。今年の秋冬はモノトーン調のチェックの服を着る時に、マスカラを下まつげにたっぷり塗って、アイシャドウやアイライナーでブルーの差し色を取り入れたいです。

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 ヨウヘイ オオノは「大人に向けたクラシック」をテーマにしたコレクションを披露。メイクアップを手掛けた「ルナソル(LUNASOL)」のリードアーティスト平尾清香氏は、その大人を「ラグジュアリーな大人の女性」と表現し、メイクアップを施しました。ネイルとリップのカラーはベージュ、オレンジ、赤にそれぞれ揃え、モデルたちの強さや大人っぽさを強調。肌はリップの立体感を際立たせるためにツヤを抑えつつ、ささやかにラグジュアリーを表現するため頬の上にグロウな質感をプラス。ヘアメイクを担当したヘアスタイリストのCHINATSU氏は「ミニマム」と「クラシック」をイメージし、ナチュラルなスタイルとかっちりまとめたサイドバックのスタイルを作り上げました。

catch up:艶っぽい印象を与えるネイルとリップの色合わせ。ラグジュアリーな雰囲気のワンピースやガウンコートと合わせるのも魅力的ですが、リラックス感のあるセットアップと合わせるのも素敵。この秋はヨウヘイ オオノのルックのようにバームタイプのハイライターで頬骨にツヤも足して、メイクまでもがラグジュアリーな装いを楽しみたいです。

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 いくつになっても愛でていたい“Eternal Favorites(永遠のお気に入り)”をテーマにした、舟山瑛美氏によるフェティコの2024秋冬コレクションで作られたのは、「ゴシックが好きな女の子」です。退廃的で目を惹くダークな世界観をメイクアップに宿すために、肌は「これまでのシーズンに比べるとレア感は抑えて、本人たちより2トーンほど上げた重めなスキンでゴシックな雰囲気を作りました」(ヘアメイクアップアーティスト Nobuko Maekawa氏)。ルックのダークさをまとめ上げるリップは、唇のシェイプをはっきりと出しつつ、主張しすぎないようにティッシュオフでなじませて落ち着かせていました。肌の重さと暗いリップでダークな要素を与えながらもゴシックな印象に傾きすぎないよう、アイはグレーのシャドウでニュアンスのあるピュアな眼差しを演出していました。

catch up:「ゴシックなメイク」と聞くと黒を基調としたアイメイクを想像してしまうところですが、フェティコのアイメイクはグレーを使ったピュアなワントーン。肌の重さとリップの暗さで表現された「ゴシックが好きな女の子」の像は、適度に肌見せしたストイックなシルエットとマッチ。スキンとリップの明度を調整すれば、春夏でも軽やかにまとめられそう。

KEUSUKEYOSHIDA

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 ケイスケヨシダの2024秋冬コレクションは特定の人間像を作らず、服を支点に、その服のキャラクターに合ったモデルがキャスティングされた点が、ほか3ブランドとのアプローチの違いです。1人ひとり全く違う人間・違う服ではあるものの、なぜかみんな同じ空気をまとっていた計50体のルックが圧巻。モデルたちは「M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)」キーメイクアップアーティストの池田ハリス留美子氏によって、脚色する必要がないその人「らしさ」が抽出されたメイクが施されました。アイメイクとアイブロウはほとんど作り込まれず、モデルたちの顔立ちをそれぞれが身にまとう“服のテーマにはめ込む”ことを重要視。クリーンな肌や唇は「どうして彼・彼女を起用したのか」がわかるように「付けた感」がないほど薄く伸ばされ、リップは透け感のあるマットリップでエフォートレスな印象に。ヘアメイクはメイクアップ同様に「素材活かし」をテーマに、「トニーアンドガイ(TONI&GUY)」の雑賀英敏氏によって手掛けられました。顔立ちの印象を和らげたり強めたり微調整されながら、モデルのそのままに近い雰囲気が残されました。

catch up:オーラまでもがファッションになるほど「自分のキャラクター」に合った服を着る。人から「似合ってる」と褒められたアイテムが、あなたにとって本当に合った服なのかもしれません。そんな服を着る時は思い切ってクマやシワまでも“自分らしいポイント”の1つとして仕上げてみるのも楽しそう。私は1番自分らしいと思えるお気に入りのデニムに黒いシャツを合わせて、自分を活かしたメイクアップに挑戦したいです。

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