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伊勢丹新宿店が3D体型データから似合う服を提案、百貨店の商品マッチング力とデジタル技術を融合

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 伊勢丹新宿店が、体型タイプと婦人服のマッチングを無料で行う「マッチパレット」を本館3階=イセタンパーソナルラボでスタートした。ワコールの「スマート アンド トライ(3D smart & try)」を活用し、3D計測技術による体型タイプ分けを百貨店婦人服で初めて導入。体型タイプに基づいたスタイリングの提案で、商品選びや比較購入にかかる時間を短縮しつつ、スタイリストと客のコミュニケーションを促進する。

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 マッチパレットで用いるスマート アンド トライは、20台のカメラを搭載したボックス型の撮影機器でアンダーからバストトップ、ウエスト、腕の長さや太さまで18部位を測定し、3Dスキャンデータで体型を分析。スキャンデータを基にトップテーパー、ボトムテーパー、ボディオーバルの3つの部位が5段階で可視化される。部位のデータから全身の大まかなシルエットを9種類に分け、さらにボディオーバルのタイプを3種類から診断することで約27種類の体型タイプに分類する。

 サービスは三越伊勢丹アプリで来店日時を事前に予約することで利用できる。3Dスキャンデータ分析を含めて30分コースと90分コースの2種類を用意。30分コースではスタイリストが測定結果を基に最適なアイテムの種類やデザインの傾向をアドバイスし、90分コースでは実際に3階の婦人服売場で扱う約50ブランド、約1万種類から具体的な商品を提案する。計測データはプリントアウトして持ち帰ることも可能で、自宅からビジネス版LINE「ラインワークス(LINE WORKS)」のマッチパレットのLINEアカウントでスタイリストに共有することで店頭と同様の商品提案を受けられる。 

 マッチパレットの事前予約は、受付開始から1週間で約120件の枠が埋まった。そのうち6割で90分コースが選択されているという。三越伊勢丹の担当者はサービスの強みについて「体型タイプに基づいてスタイリストがアイテムをブランド横断で提案するため、顧客がこれまで挑戦したことがないブランドや商品との出会いを創出できる」と説明した。

 三越伊勢丹ホールディングスでは、グループ全体でデジタル分野を強化。新型コロナウイルスの流行で来店を控える客の増加などを背景に、元々予定していた新サービスや新規事業の整備を加速している。伊勢丹新宿店では、3Dスキャンデータによる計測を基に商品を提案するサービスとして既に婦人靴と紳士靴の「your FIT 365」を実施し、ランジェリー売場「マ・ランジェリー」でもスマート アンド トライを導入。今後も百貨店運営で培ってきた商品提案力をデジタル技術との相乗効果で訴求していく。

■三越伊勢丹アプリ:詳細ページ

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