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　ゾゾメトリーは、法人向けにゾゾスーツ（旧ゾゾスーツ2）の技術を提供するサービス。事業者には、ゾゾスーツと計測アプリ、その計測データ（3Dモデルと計測数値）が共有され、1人が複数人を採寸する必要があるユニフォーム製作会社や、遠方の顧客のサイズを遠隔で計測したいオーダースーツ等の採寸を行う企業などが提供先として想定されている。　従来はスマホアプリのみでしか3Dモデルが閲覧できなかったのに対し、ゾゾメトリーでは、PCのブラウザ上でも3Dデータを共有できるように機能が拡張され、法人事業者が多数の計測を行う際の利便性を高めた。

Business

ゾゾスーツの機能を活用した法人向け新サービスが誕生

　Your FIT 365は、3D計測機を利用した足型と28種類の靴型をマッチングするセミオーダーサービス。一度足型を計測すれば、「三越伊勢丹アプリ」や公式サイトからレコメンド商品を閲覧し、スタイリストのアドバイスを受けながら靴を選ぶことができる。昨年実施した第1弾ではパンプス「エヌティ（NT）ユアパンプス」を特別価格で注文できるチケットを販売し、約300足の応援購入があったという。第2弾では展開モデルを拡大し、パンプスに加えてフラットシューズやバレエシューズ、ローファーの全4アイテムをラインナップ。素材には牛革の撥水加工レザー「アクアスムース」をマクアケ先行で採用した。　マクアケでは、一般販売価格から17％割引した1足（2万1000円）、19％割引した2足セット（4万1000円／いずれも税込）のリターンを用意。3D計測とオーダーは、伊勢丹新宿店本館2階＝婦人靴、日本橋三越本店本館3階＝婦人靴、銀座三越本館2階＝婦人靴で受け付ける。割引価格で購入できるチケットの利用期間は4月7日から5月31日まで。オーダー後は約5週間で商品が配送される。

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Fashion

三越伊勢丹の3D足型計測サービスを使ったセミオーダーシューズ、第2弾はフラットシューズやローファーが登場

　アバカウンセリングは、HEROESのアバターコミュニケーション技術「Ava Talk」を応用した非対面型のカウンセリングシステムで、BAがアバターを介して来店客に遠隔カウンセリングを行う。アバターは2種類を用意し、BAの表情に合わせてアバターが動く仕様になっている。AIではなく専門知識を持つBAが接客を行うことがカウンセリングシステムの強みだという。　10月29日から導入している「ワコール3D スマート アンド トライ（3D smart ＆ try）東急プラザ表参道原宿店」では、約5秒で全身採寸できる3Dボディスキャナーで得た身体データをもとに接客し、タブレットを活用しながら顧客の体型の解説や下着選びのアドバイス、体型やバストサイズに合う商品の提案などを行っている。顧客からは「アバターだからこそ話しやすい」といった声が寄せられているという。カウンセリングの利用は事前予約制で、1日2組程度の予約枠を設けている。現在は東急プラザ表参道原宿店限定で導入しているが、他店舗への展開も検討している。顧客の採寸データやレコメンド商品のデータをワコールのECと連動させることも視野に入れる。　遠隔接客の取り組み自体は新型コロナウイルスの感染拡大以前から構想していた施策で、産後の仕事復帰を希望する販売員の労働環境整備が当初の目的の一つだったという。BAの育児と仕事の両立をアバター遠隔接客サービスにより実現させることで、BAの可能性を広げていく考えだ。BAのリモートワークは来期に導入を計画している。　ワコールは近年デジタルトランスフォーメーション（DX）に取り組んでおり、3D スマート アンド トライの店舗は現在12店舗を展開している。これまで約3万人が利用し、そのうち購入につながったのは約3割と想定の水準だという。先月29日にZOZOが新型の3D計測用ボディースーツ「ゾゾスーツ 2（ZOZOSUIT 2）」を発表し、インナーウェアなどの開発にも意欲を示したが、ワコールの広報担当者は「インナーウェアはS・M・L以外の細かなサイズ展開をするには高い縫製技術が必要なので、市場参入の障壁は意外と高い。ワコールには専門知識を持つBAがいることも強み」と見解を述べた。

ワコールがアバター接客導入で働き方改革　販売員の在宅勤務実現へ

　ティザー画像には「ZOZOXXXXX」という見出しがつけられ、動画には「ZOZOXXX × ？」の表記が入っていることから、新作は外部企業との協業で開発するものと思われる。SNSでは「スマートグラスなのでは？」など推測するコメントがあがっている。　同社の澤田宏太郎社長はティザー画像について詳細のコメントを控えているが、FASHIONSNAP.COMの取材に対し「ゾゾスーツもゾゾマットもECで商品を買う障壁をなくすための取り組み。この他にも身体計測にまつわる開発を進めている」と話しており、ティザー画像は計測テクノロジーを活用した新たな取り組みの一つと見られる。　ZOZOは10月29日、3D計測用ボディースーツ「ゾゾスーツ（ZOZOSUIT）」のアップデート版「ゾゾスーツ 2（ZOZOSUIT 2）」を発表。今後はファッションだけではなくヘルスケアやフィットネス、予防医療、ゲームといった様々な分野での活用を想定するなど、外部パートナーとの協業を通してファッション以外の領域への事業拡大に意欲を示している。

Technology

ZOZOの計測ツール、スーツとマットの次は眼鏡？　ティザー画像を公開

　ゾゾスーツ 2は、採寸用ボディースーツ「ゾゾスーツ（以下、旧ゾゾスーツ）」の基本的な計測方法や計測の手軽さはそのままに、より精緻な身体の3Dモデル生成ができるように刷新。旧ゾゾスーツでは水玉模様の中に配した直径2mmのマーカーを認識対象に設定していたが、ゾゾスーツ 2では6mmのマーカーに変更したことでカメラの視認性を向上した。マーカー数を約50倍に増やし、スマートフォンのカメラで読み取れる情報量が増加。また、撮影中の動きや輪郭情報を使って3Dデータを補正する技術を新たに導入したことでアルゴリズムを大幅に改善し、より精密は3Dモデル生成が可能となった。これらの改善により、3Dレーザースキャナーに匹敵する高い精度を実現したという。　同社はゾゾスーツ 2をファッションだけでなく、高精度の計測データが求められるスポーツウェアやアンダーウェアなどの開発やサイズ提案をはじめ、フィットネス、予防医療、ヘルスケア、ゲームといった様々な分野での活用を想定。1年以内の一般配布を目指し、ゾゾスーツ 2や3Dサイズを計測する「ZOZOMAT」を活用した新サービス開発のためのパートナー企業の募集を開始した。　なお、ゾゾスーツ 2の発表に併せて開設した特設サイトには眼鏡を掛けた女性の写真に「ZOZOXXXXX」と「COMING SOON」の文字が記載されており、眼鏡に関する新サービスの発表を控えていると見られる。

ZOZOが「ゾゾスーツ 2」を発表、サイズ計測のマーカー数が約50倍に

三越伊勢丹の3D足型計測サービス使ったセミオーダーパンプス、マクアケで特別価格で販売

伊勢丹新宿店が3D体型データから似合う服を提案、百貨店の商品マッチング力とデジタル技術を融合

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