高田賢三
Image by: ©️ Masaru Mizushima
デザイナーの高田賢三氏が、新型コロナウイルスに伴う合併症により、パリの現地時間10月4日午後に逝去した。享年81。
高田氏は、9月中旬にパリで新型コロナウイルスに感染し、フランス国内の病院で闘病生活を送っていた。一時は持ち直したものの、10月に入ってから危篤状態に陥り、懸命な治療も及ばず息を引き取ったという。
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高田氏は1939年兵庫県生まれ。1970年にパリでファッションショーを開き、最初に成功を収めた日本人デザイナーとして知られる。「ケンゾー(KENZO)」ブランドの創始者でモード界に影響を与え続け、1999年にブランドを去った後もパリを拠点に精力的に活動していた。2016年にフランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュバリエを受章。今年1月には、自身がデザインするホーム&ライフスタイルの新ブランド「ケースリー(K三)」を立ち上げたばかりだった。
【追記】10月9日、パリ20区のペール・ラシェーズ墓地で追悼式が執り行われた。
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