クラウドファンディングサイト「Makuake」を運営する株式会社マクアケは、世界最大級のクラウドファンディングサービス「Indiegogo」を運営する米国のIndiegogo, Inc.と業務提携を締結した。
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これにより、両サービスを活用するプロジェクト実行者の、日本市場あるいは欧米市場への進出を相互にサポートしていく。
なお、昨年末より「Indiegogo」と連携している「JETRO(日本貿易振興機構)」も共同でサポートを行うとのこと。
同提携は、「グローバル市場への参入を希望する企業をサポートし、日本と欧米の異なる市場間でもスムーズに新しいものが生まれ、広がるように両社でサポートしたい」という両社の考えが一致したことで締結に至った。
今後は、欧米でのビジネス展開を希望する「Makuake」のプロジェクト実行者に対し「Indiegogo」を紹介することが可能となる。プロジェクト実行者は、「Indiegogo」でのテストマーケティングを通して欧米市場での実績をつくり、認知度向上や一般販売後の販路拡大につなげていくことができるだろう。
逆もまた然りで、「Makuake」を通じて「Indiegogo」で成功した事業者の日本市場への参入をサポートしていくこともできるようになる。
「Makuake」は、海外企業の日本市場進出をサポートする専門チームを有し、これまでも海外のプロジェクト実行者に対してPRやマーケティングの手法などをアドバイスしてきた。「Indiegogo」から紹介された実行者に対しても、このチームがサポートしていく構えだ。
Techable(テッカブル)では、「Makuake」に登場した製品を多数紹介してきた。直近では、タッチパッド・トラックパッドの機能を兼ね備えたワイヤレスキーボード「Prestigio Click & Touch」や、紛失防止タグ付きのチャーム型アクセサリー「Smart Charm」、紙のような書き心地の多機能デジタルノート「Supernote A5 X」などさまざまな製品が登場している。
そのなかで、MacBook Proの画期的な「ドッキングステーション」や近未来型AI「スマートキャリーケース」など「Indiegogo」での成功実績がある製品も数多くあった。
「Makuake」では、プロジェクト成功のサポートはもとより、伊勢丹新宿店など約10店舗の流通パートナーと連携した「Makuake SHOP」を展開し、製品を世の中に広げていくためのサポートにも余念がない。今回の提携以前にも、韓国最大級のクラウドファンディングサービス「Wadiz」や中国のアリババグループAlifishが運営する「造点新貨」などアジアを中心とする海外企業と業務提携し、相互紹介を行っている。
一方「Indiegogo」は、237の国と地域から月間約1800万人が集まるといわれ、これまで起案されたプロジェクトは90万以上、累計で約2100億円を超える支援を集めたサービスだ。もちろんTechableでもたびたび取り上げてきた。
両者の相互サポートにより、さまざまな製品が海を越えていくと思うと、なんだかワクワクしてこないだろうか。
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