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ワールドがさらなる構造改革 450店舗撤退と7ブランド終了を決議

Update:

【2021年4月2日続報】募集人数100人に対し、125人の退職応募があったと発表。特別加算金など希望退職者募集に係る費用には約5億円を見込んでおり、2021年3月期第4四半期にその他費用として計上する予定だという。

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 ワールドが、百貨店ブランドを中心とした7ブランドを終了し、2022年3月期中に7ブランドを含む低収益の450店舗を閉店すると発表した。2月3日の今日開催した取締役会で決議した構造改革の一環で実施する予定。また、今回の構造改革に関わるグループ会社2社を対象にした約100人の希望退職募集を併せて決定した。同社は今期、「オゾック(OZOC)」や「アクアガール(aquagirl)」など5ブランドの事業の終了と、該当ブランドを含む358店の退店を決断したが、新型コロナウイルスの感染拡大が収束せず2度目の緊急事態宣言が発出されるなど厳しい景況が続いたことで、悲観的なシナリオにおいても耐えうるコスト構造の追求が不可避となったという。

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 今回事業を終了するブランドは「ジェット(JET)」「スーナウーナ(SunaUna)」「エアパペル(AIRPAPEL)」「スマートピンク(smart pink)」「モディファイ(Modify)」「ピンクアドベ(pink adobe)」などで、来期中に撤退する450店舗のうち104店舗を占める。また、市場変化に対応した事業ポートフォリオを整えるため、「コルディア(CORDIER)」や「スチェッソ(suteso)」を運営するリザグループをフィールズインターナショナルからワールドアンバーに事業移管し、ライフスタイルストア「デッサン(Dessin)」を手掛けるイノベーションリンクをフィールズインターナショナルに吸収合併するという。

 希望退職募集はフィールズインターナショナルとワールドストアパートナーズの2社で実施し、店舗従事者を除く40歳以上の従業員を対象とする。応募期間は3月9日から19日までで、退職予定日は4月20日(もしくは2022年3月31日までで同社が指定する日)。希望者には退職金に加えて特別加算金を支給し、再就職の支援を行う。なお、取締役およびグループ執行役員の2022年3月期の賞与は支給しないという。同社は今回の構造改革費用として、計約76億円を2021年3月期に計上する予定だ。

 同日発表した2021年3月期第3四半期(2020年4月1日〜12月31日)の業績は、売上収益が1328億4800万円(前年同期比27.2%減)、コア営業損益が40億2000万円の赤字(前年同期は158億2000万円の黒字)、営業損益が96億7000万円の赤字(同169億8800万円の黒字)、親会社の所有者に帰属する四半期損益は78億2000万円の赤字(同118億9300万円の黒字)だった。

ワールド 鈴木信輝社長

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