「Earthian Wear」イメージ画像
Image by: シタテル
JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)の「宇宙と地上双方の暮らしをアップデートする衣服」プロジェクトにおいて、シタテル、スノーピーク、三越伊勢丹などによる共同企画「Earthian Wear」が、2022年以降に国際宇宙ステーション(以下、ISS)に搭載予定の生活用品候補として選定された。今後は宇宙船内服として製作を進めるほか、今秋から一般向けの販売も予定している。
JAXAは、宇宙空間に適した新しい衣服を開発する目的で2020年7月に「THINK SPACE LIFE」プラットフォームを始動。シタテルはプラットフォームにインキュベーションパートナーとして参画し、自社のネットワークを活用してアパレル業界内外の事業者と共に国内初の「宇宙と地上双方の暮らしをアップデートする衣服」の企画開発に携わってきた。今回、JAXAによるISSで使用する宇宙滞在用の生活用品のアイデア募集にEarthian Wearが採用された。試作品を着用した宇宙飛行士によるフィードバックをもとに改善を重ね、完成した宇宙船内服は安全性・搭載性の観点などの審査を経て、2022年以降にISSでの搭載を目指すという。
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Earthian Wearでは「究極のノンストレス・ウェア」をコンセプトに、地上と宇宙空間においてシームレスで快適な着心地を実現するライフスタイルウェアを開発。ウェアは天然素材を中心とした素材と無縫製の製法を採用し、保湿効果や抗菌防臭効果、伸縮性など複数の機能を持つアイテムに仕上げた。企画とデザインはスノーピークが手掛け、生産と資材調達、クラウド支援をシタテル、小売視点での仕様改善の示唆を三越伊勢丹が担っている。
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