モバイルWi-Fiルーターにもなる自動翻訳機「Langogo Genesis」や、翻訳に録音、文字起こしまでこなすハイエンドボイスレコーダー「Langogo Summit」など、刺激的な製品を送り出してきた中国のスタートアップ、Langogo Technology社。
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同社は新たなプロジェクトとして、スマホ接続型の多機能ボイスレコーダー「Langogo Mini」を日本最大級のクラウドファンディングサイトMakuakeにて開始した。
録音から文字起こしまで
Langogo Miniの特徴は、以前記事で紹介した「Genesis」に近い機能を有しながらも、スマホ接続式にすることで本体の小型化に成功している点だ。
単体では使用できないものの、スマートフォンの対応アプリ「Notta」と併せて録音やAIによる自動文字起こし、共有、翻訳が可能になる。
ボイスレコーダーとしては、2つの単一指向性マイクにより9m・130度まで実用的に集音できるほか、ノイズを自動でカットする機能もある。録音した会話はスマートフォン上にリアルタイムで文字起こし。文字起こし中に撮影した写真を挿入したり、完成した議事録をメンバーに共有することもできる。
リアルタイム翻訳は41言語に対応
Langogo Miniには翻訳機としての側面もある。文字起こしは、日本語・英語・中国語など基本的な言語をはじめ、計104言語に対応。41言語の翻訳も可能で、文字起こしした文章を別の言語にクイック翻訳することができる。
付属のマイクスポンジや別売のウィンドジャマー等を使えば、ノイズを低減し聞き取り精度をさらに高めることも。注意点として、AIによる自動文字起こし機能は毎月120分まで無料(Nottaアプリの場合)、以降は有料かサブスクリプションでの利用になる。
Makuakeのプロジェクトは既に目標額を達成しており、2021年5月17日まで出資を受け付け中。iPhoneに接続可能なLightningタイプと、汎用のUSB-Cタイプがあり、好きな方を選べる。講義や会議のメモ、取材音声の文字起こしなど、様々なシーンで役立つこの製品。気になる方は是非チェックしてみてほしい。
PR TIMES
Makuake
(文・九条ハル)
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