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AIで「好みの香水」を探す機械がノーズショップに出現 香りを言語化する新体験

Image by FASHIONSNAP
Image by: FASHIONSNAP

 ビオトープインク(BIOTOPE INC.)が手掛けるフレグランスセレクトショップ「ノーズショップ(NOSE SHOP)」が、AI技術で好みの香りを提案するイベント「NOSE SHOP×KAORIUM -超感覚"嗅覚"体験 POP UP-」をニュウマン新宿店と東急プラザ銀座店で開催する。期間は4月1日から5月5日まで。

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 イベントは香りとDXを組み合わせたシステムおよびサービスを展開するセントマティック(SCENTMATIC)社との協業で実現し、同社が持つ香りを言語化するAIシステム「カオリウム(KAORIUM)」を導入する。ノーズショップではユーザー参加型の「みんなの鼻プロジェクト」を行っており、特定の香りのイメージについて「爽やかな」「深みのある」「甘い」など日常的な言葉を使ったアンケートを事前に実施。プロジェクトで得た約5000個の回答を元に、香りとキーワードを結びつけるアルゴリズムを作成し、カオリウムに応用している。

 店頭に設置したカオリウムでは、店内の20種類の香りからユーザーの好みの香水を探し当てる。まずは3つの香りを嗅ぎ比べ、最も好みに近い香りを選択すると「洗練された」「穏やかな」「お茶目」など香りにまつわる複数のキーワードがディスプレイ上に表示される。香りの感想に近いキーワードを選ぶと、キーワードに紐づいた別の香りが表示されるようになっている。これを計3回繰り返すと、AIがデータから最適な香り3種類が提案されるほか、好みの香りに関するいくつかのキーワードが提示されるため、好きな香水の系統や雰囲気が分かる。

 ビオトープインクの中森友喜代表取締役によると、現在ノーズショップでは40ブランドから約600種類の香水を扱っており、嗅ぎ比べを楽しむユーザーがいる一方で、「自分の好みが分からない」「多すぎて選べない」といった意見もあるという。カオリウムではニッチフレグランスの「選びにくい」というネガティブポイントをエンターテインメント化することで、購入障壁を解消する。また、ディスプレイに表示するキーワードは平易な言葉を採用しており、「自分が好きな香りをどんな言葉で表せるのか」が分かる点も特徴。中森氏は「日頃の香水選びの参考にもなるし、香りの表現の幅が広がれば香水に限らず日常的に感じた香りについても立体的に認識できると思う」と話した。現在は20種類のみに対応した期間限定のサービスだが、種類の拡充や精度向上にも取り組んでいく考えだ。

■NOSE SHOP×KAORIUM -超感覚"嗅覚"体験 POP UP-
期間:2021年4月1日(木)〜5月5日(水)
会場
<NOSE SHOP新宿>
東京都新宿区新宿4-1-6ニュウマン新宿2階
<NOSE SHOP銀座>
東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座3階
※営業時間はテナントに準ずる
NOSE SHOP:公式サイト

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