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オンワードHDが黒字転換 「ジル サンダー」売却など構造改革完了でイタリアの連結子会社は解散へ

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 オンワードホールディングスが2022年2月期第1四半期の連結決算において、すべての利益段階で黒字に転換したと発表した。売上総利益率が3.5%改善し、営業利益は11億4700万円(前年同期から約30億円増)、経常利益は19億7600万円(約37億円増)、純利益は20億6000万円(約45億円増)を達成した。

ジル サンダー 買収 オンワード

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 同社は、連結子会社のオンワードイタリア S.p.A.傘下に入っていた「ジル サンダー(JIL SANDER)」をOTBグループに売却したほか、同連結子会社が保有していたオンワードラグジュアリーグループ S.p.A.の全株式をイタリアの投資会社NEMO S.R.L.に譲渡するなど、海外事業の中でも営業赤字の額が大きかったイタリア事業を中心にグローバル事業構造改革を推進してきた。今四半期の海外グループの売上高は前期比約40億円マイナスの86億4300万円となったが、営業損益は1300万円の黒字に回復した。株式譲渡などにより発生した特別利益・特別損失は今四半期の決算に織り込み済みだという。なお、イタリア事業の構造改革が今四半期で完了したとして、オンワードイタリア S.p.A.は2021年度中に解散を予定している。

 国内事業は、コロナ禍も好調を維持する「チャコット(Chacott)」と、ペット用品を展開するクリエイティブヨーコが増収増益を達成。販路別ではECの強化を掲げているが、自社ECのシステムの全面リプレイスに伴う運用の安定化のため集客を抑制しており、本格的な成長戦略は秋以降に進めるという。

■オンワードホールディングス 2022年2月期第1四半期連結業績
売上高:460億2200万円(前年同期比5.3%増)
営業利益:11億4700万円(前年同期は営業損失18億5100万円)
経常利益:19億7600万円(前年同期は経常損失17億4600万円)
純利益:20億6000万円(前年同期は純損失24億1700万円)

※今期から「新収益認識基準」の早期適用に伴い、前期数値も同基準を反映

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