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事業者向け卸仕入れマーケットプレイス「オロシー(orosy)」の開発・運営を行うスペースエンジンが、第三者割当増資により総額1.8億円の資金調達を実施した。リードインベスターのSIG Japan Fundや海外投資家などを引受先とし、資金は海外事例を知る投資家から知見を得るほか、テクノロジー強化に向けたエンジニア採用やサービス認知拡大のためのマーケティングに活用する予定だという。
2020年にスタートしたオロシーは、D2Cブランドなどの商品を卸価格で仕入れることができる卸・仕入れサービス。サプライヤーは登録した卸価格や条件で取引することが可能で、バイヤーは最大300万円の掛け金を利用して後払いで商品を仕入れることができる。雑貨や美容、ファッションなど幅広い領域の商品を1万点取り扱い、近年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、EC事業者からの仕入れ希望があったことから実店舗所有の条件を撤廃。EC事業者も利用できるようにし、現在は500店舗の小売店やEC事業者が登録している。
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第三者割当増資の引受先はSIG Japan Fundのほか、Light Street CapitalパートナーGaurav Gupta氏、STRIVE、G-STARTUPのほか、既存投資家としてCoral Capital、ANOBAKA、Plug and Play Japanなどが名を連ねる。スペースエンジンは2018年の創業以来、総額3.4億円を調達したことになる。
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