Image by: TENTIAL
ウェルネスD2Cブランド「テンシャル(TENTIAL)」を展開するTENTIAL社が、豊島などを引受先とした第三者割当増資などを実施し、総額5億円を調達した。資金はD2C事業のほか、スポーツ・ウェルネス分野に特化したECモール事業の立ち上げに活用する。
TENTIALは元アスリートの中西裕太郎代表取締役CEOが2018年2月に設立。D2C事業ではアスリート目線で開発したコンディショニングインソール「TENTIAL INSOLE」やリカバリーウェア「BAKUNE」などのウェルネス商品を展開している。新商品のサンダル「HAITE」は、今年5月末にクラウドファンディングサイト「マクアケ(Makuake)」で販売を開始してから1ヶ月で約1400万円の調達に成功。ECモールの構想についてはFASHIONSNAPが6月に実施した取材で"ヘルスケア版ゾゾタウン"を目指すと語っていた。
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今回の資金調達では複数金融機関からの融資のほか、既存投資家であるアカツキ、MTG Ventures、セゾンベンチャーズ、マネーフォワードベンチャーパートナーズに加えて、新たに豊島やナントCVC2号投資事業有限責任組合、個人投資家らが出資した。豊島とはリカバリーウェアの素材開発で協業しており、今後連携を強化するものと見られる。今回の調達により、TENTIALの2018年2月の創業以降の累計資金調達額は11億円となった。
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