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LVMHが仕掛ける人材開発イベントで選抜された学生たちの考えたプログラムとは?

LVMHが仕掛ける人材開発イベントで選抜された学生たちの考えたプログラムとは?

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75の卓越したメゾンで構成される世界最大のラグジュアリービジネス大手企業体であるLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)。LVMHジャパンが主催した学生を対象とする人材育成イベントにおいて、200人の中から選ばれた精鋭5名の学生チームがアンバサダープログラムを考案・実施中だ。プログラムの内容、目的、ゴールへの想いを5名の学生たちに伺った。

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Ryo(千賀 遼)同志社大学グローバルコミュニケーション学部4年。ラグジュアリーブランドの創造性に惹かれ、大学外ではフランスのビジネススクール・HECパリでラグジュアリーマネジメントを学ぶ。趣味は旅行と写真。

Melody(Melody Law Qiu Yi)マレーシア出身。明治大学経営学部3年。高級品店の海外カスタマーサポートと英語塾講師のアルバイトにも力を入れる。趣味は格闘技。明大の合気道とキックボクシング部に所属するほか、ジムでも柔術を習っている。

Airi (宗徳 あいり)カリフォルニア州立工科大学サンルイスオビスポ校経営学部マーケティング科在学中。アメリカでは校内図書館でのアルバイトや、日本の子どもたちを対象とするオンライン英会話講師を務める。趣味はサーフィン、テニス、筋トレ、ランニング。

Marii(古宮 茉莉衣)国際基督教大学4年。生物学と情報科学・コンピュータサイエンスを専攻し、現在は脳の遺伝子発現プロファイルにおける性差について、順天堂大学と共同で研究を進めている。救世軍でのボランティアと多種多様の企業英訳アルバイトも行う。趣味は外国語(主にスペイン語とフランス語)の勉強、写真、料理。

Samantha(Samantha Averine Wutuh)インドネシア出身。新しい言語とデザインを学ぶため日本に留学し、現在慶應義塾大学環境情報学部4年。触覚科学と3Dプリントやデザインを研究中だが、マーケティングと広告にも興味を持つ。趣味は料理とものづくり。

Ryo

―『DARE LVMH』というイベントの概要について教えてください。

『DARE LVMH』はLVMHがグループの社員のために行う人材育成イベントです。DAREとは、Disrupt(破壊)、Act(行動)、Risk to be an Entrepreneur(起業家)の頭文字から成っており、これはLVMHグループが掲げる3つの価値観のうちの一つ、「起業家精神の育成」を体現したものでもあるんですね。イベントへの参加者は数日間にわたり、スタートアップ精神に基づいた新しい働き方やコラボレーションの方法を試し、起業家としての可能性を模索します。テーマは毎回変わりますが、ジェンダー・エクイティから持続可能な開発まで、世界中のLVMHグループのあらゆる優先事項に対応しており、これまで世界各国でセッションが開催されています。

―もともとは社会人向けのイベントに、今回は学生が参加したわけですね。

今回私たちが参加したイベントはLVMH Japanが『DARE LVMH』のコンセプトをベースに学生をメインとしたイベントとして開催されました。200名の学生が応募し、履歴書やビデオによる自己アピールへの審査を経て、30名の学生が参加者として選ばれました。30名は、ランダムに選ばれた5名の6チームに分かれてマーケティングピッチを作成し、優勝したチームがマーケティング戦略に基づくプロジェクトを実際にインターンとして実行します。

―イベントは何日かけて行われたのですか?

1日のみです。午前中はLVMH Japanのヘッド オブ デジタルである遠藤 友己氏が「マーケティングによる若い才能の取り込み方」をテーマに特別セミナーを行い、その後チームに分かれてマーケティングピッチを作成。LVMH Japan代表取締役社長のノルベール・ルレ氏や人事担当シニアバイスプレジデントのステファン・ヴォワイエ氏など、グループの幹部で構成される審査員が審査を行いました。

―具体的に、どのようにすすめていったのでしょう。

1日といっても、チームに分かれて意見交換をして案を練り、スライドを作成して発表するまではわずか3時間ほどしかありませんでした。メンバーとは初対面だったにも関わらず、一人ひとりが主体性と協調性を持つメンバーばかりであった為、効率的に進めることができ、同時にチーム同士の仲は深まり、イベント終了に近づくにつれメンバーとの別れに悲しみすらも感じました。しかし優勝をしたことで、この素晴らしいチームと次のステップへと一緒に進むことができることに嬉しく感じました。私たちのチームは、主に学生を主体としたアンバサダープログラムとイベントコーディネーションとして『INSIDE LVMH』を受講した学生を招待するイベントやパーティーを企画して優勝し、現在プロジェクトを進めています。

―『INSIDE  LVMH』について教えてください。

『INSIDE LVMH』は、LVMHが提供するオンラインプラットフォームです。ここではLVMHの世界に入り込み、よりよい未来を築くためにメゾンがどのように業界の課題に取り組んでいるかについて学ぶことができたり、専門知識、キャリアストーリー、成功のためのヒントなどを通して、自分のキャリアを思い描くことができます。

Melody

―現在のプロジェクトが誕生したきっかけについて教えてください。

着目したのは、『INSIDE LVMH』 の認知度を高める方法です。それには単独なイベントやインフルエンサーマーケティングなどの一時的な計画より、これからも継続的にプラットフォームの知名度に貢献できるプランが必要だと考えました。そこで思い浮かんだのが「口コミ」です。口コミは個々の経験や情報が直接伝わるので信頼性もあり、促進に重要な役割を果たしていると気づいたのです。

具体的な伝達には、学生向けのウェブサイトを活用しますが、それにもやはり学生同士の「口コミ」が重要な役割を担うのではないかとの意見がまとまり、アンバサダー制度を設けることにしました。それだけではなく、私達もLinkedInというビジネス用SNSプラットフォームを活用し、ラグジュアリー業界に就職する興味がある学生向けのLinkedInグループを作成しました。加えて、学生であれば誰でもグループに参加でき、参加した学生はいち早くLVMHが開催するイベント情報や企業のインターンシップの募集要項などの情報を得ることができます。つまり、初代学生のアンバサダー学生グループによって価値のある情報を広げ、『INSIDE LVMH』の登録者を広げていこうという仕組みです。

―アンバサダーとして活動することで、何かメリットもあるのでしょうか。

はい、そこも重要なポイントです。メリットが「やってみたい」という気持ちにつながればよいなと思い、初代アンバサダー制度に参加してくださった学生たちにはLVMHでのインターンシップを優先的に得る可能性やアンバサダー限定イベントへの招待などの色々な特典を提供します。このプロジェクトは学生のために設立されたため、何よりも「学生たちにプラスになること」を大切にしたいと考えています。

Airi

―具体的にどのようなプロジェクトを行っているのですか。また、『INSIDE LVMH』に登録すると、どんな事が学べるのか教えてください。

『INSIDE LVMH』プラットフォームにおいて要となるのが『サティフィケイトプログラム』です。このプログラムはラグジュアリー産業やLVMHの企業構造等に関して、4つのモジュールを計8週間かけて学ぶ構成になっています。具体的にディスカッション、LVMHグループの専門家との交流、ライブイベントのほか、最終テストに向けて練習するための実践的なケースやクイズなどが含まれています。日本のみならず、世界中の学生や若い方を対象に、世界で名の知れた教授やLVMHで働く方々の講義を全て無料で視聴することができます。その為、全て英語での配信ですが、日本からでも質の高い海外のプログラムに気軽に参加できるという点から、日本にいる学生や若い方に海外の文化や語学に興味を持っていただく機会にもなると思います。私自身この10月から始まるプログラムに参加するのですが、特にファッション業界における環境保護活動と多様性について学べることをとても楽しみにしています。LVMHという企業体は、学生には馴染みがないかもしれませんが、実際は学生の教育支援を率先して行っており、『INSIDE LVMH』が提供している教育プログラムを是非たくさんの方々に知っていただきたいです。

―それを広く学生に知ってもらう試みがアンバサダー制度なのですね。

はい。私たち5人の力だけでは限界があるので、学生アンバサダーを採用しました。具体的には大学ごとにアンバサダーチームを置き、より多くの学生にLVMHの魅力と『INSIDE LVMH』のメリットを広範囲に渡って提唱するためのプロジェクトを進めています。現在アンバサダーは日本国内の主要大学を中心に多数在籍しております。

Marii

―プロジェクトの立ち上げ後、どのようなアクションを起こしてきたかをお聞かせください。

『INSIDE LVMH』というプラットフォームにおける無料のサーティフィケートプログラムは、英語のみのプログラムで、現時点でプログラムを終えた日本の大学に通う生徒が少ないとういうことから参加者を増やす目的で私達のプロジェクトを立ち上げました。

最初に『INSIDE LVMH Student Ambassador Community Japan』を設立し、アンバサダープログラムで活躍している日本の大学に通う学生限定にしました。その後*『INSIDE LVMH Japan Student Community』というグループを形成し、アンバサダープログラムに参加できなかった日本の大学に通う学生かつ海外の大学に通う学生も参加できるようにしました。

LinkedInを通して、『INSIDE LVMH Japan Student Community』ではLVMHとINSIDE LVMHのプラットフォームについての情報、LVMH日本支社でのインターンシップ募集要項などを掲載しています。コロナが続く中、他国で勉強することが困難な中、様々な国の大学生たちと交流し、協同できる場というのはとても貴重だと思います。

また、このプロジェクトをグローバルなスケールで運営したいという意欲から、『INSIDE LVMH Japan Student Community』が出来上がりました。私達の任務終了後も継続して、レガシーを残したいという願いを込めて活動を続けています。

Samantha

―同プロジェクトの今後について教えてください。今、どのようなことを進めていらっしゃいますか?

現在は、学生アンバサダープログラムの準備が整い、アンバサダーたちはチームに分かれて、それぞれのマーケティングプランを考えている段階です。主なプロモーションはソーシャルメディアで行いますが、大学とLVMHのコラボレーションも計画しています。LVMHのマネージャーたちが、サステナビリティ、ラグジュアリー・マーケティング、ダイバーシティとインクルージョンにどのように取り組んでいるのかを聞くことができるので、とても楽しみです。また、就職活動に関するアドバイスのウェビナーも予定しており、学生の皆さんにとって非常に有益なものになると思います。

サーティフィケートプログラムの最後には、卒業式を予定しています。長い間、オンライン上のみで活動していた為、この卒業式を機会に実際に対面で会えることに全員が非常楽しみにしています。コロナの関係で出席者数などの詳細はまだ決まっていませんが、LVMHが代表するラグジュアリーな世界を実際に体験するだけでなく、アンバサダーのチーム、LVMHの社員・役員、そして特別ゲストとのネットワークを広げるための素晴らしい機会につながると信じています。またこのイベントが、これからキャリアをスタートさせる学生たちにとって、業界での活躍のきっかけになることを期待しています。

―最後に皆さんから、今回のプロジェクトに参加してよかったことや、読者へのメッセージをお聞かせくさい。

Ryo:個人的にラグジュアリー業界に興味があったことが参加のきっかけでしたが、実際に活動することでさらに視野が広がりました。またこの5名のチームでプロジェクトを組み、仕事ができたことは私にとって大きな財産になっています。

Melody:やるべきことが多くて驚きましたが、学生時代にはなかなか入り込むことができないプロフェッショナルの世界にたくさん触れることができ、とてもよい経験になりました。ぜひ多くの方々に体験してほしいなと思っています。

Airi:コロナ禍のためチームメイトとのやりとりはほとんどリモートでしたが、波長が合う仲間ばかり。ひとつのイベントを通して、チームメイトであり頼れる友人でもある仲間と出会えたことが最高に嬉しいです。このイベントには素晴らしい出会いが待っていますよ!

Marii:自分たちで考えたことがカタチになるのはこのうえない貴重な経験です。忙しい大学生活のなかでのさらなる挑戦は大変ですが、だからこそ時間の使い方もうまくなったように思います。またこれほどまでに充実した無料プログラムは他になかなかありません。ラグジュアリーへの興味の有無を問わず、ぜひ参加して欲しいと思います。

Samantha:ラグジュアリー業界は、私にとって敷居が高いイメージでしたが、『INSIDE LVMH』のプラットフォームを通じて業界に触れたことで、考え方が一転、将来の仕事への選択肢が広がりました。『INSIDE LVMH』プラットフォームのメリットを、たくさんの方々に伝えていきたいです。

*INSIDE LVMH Japan Student Communityについて

LinkedInを用いて、海外の大学生にも『INSIDE LVMH』やLVMHをはじめとするラグジュアリーインダストリーについての知識を深めてもらうためのコミュニティ。コミュニティを通して、LVMHの情報、また、LVMH日本支社のインターンシップ募集要項などを発信していく予定だ。

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