Image by: SODA
国内最大規模のスニーカーフリマアプリ「スニーカーダンク(SNKRDUNK)」を運営するSODAが、ネイバー(NAVER)子会社のKREAMをリード投資家に既存投資家からの追加出資による第三者割当増資を実施した。資金調達総額は約62億円で、評価額は約240億円まで上昇。それに伴い、CtoCマーケットプレイス「モノカブ」を運営するモノカブの全株式を取得した。買収額は非公開。
SODAは2018年7月31日に代表取締役の内山雄太氏が設立。月間300万人以上が利用する「スニーカーダンク」を運営しており、マーケットプレイスをはじめ、人気スニーカーの発売情報を配信する「メディア」、スニーカーを中心としたコーディネート写真やリストック情報などが毎月数万件以上投稿される「コミュニティ」といったコンテンツを展開している。
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モノカブは、スニーカーとハイエンドファッションに特化したCtoCマーケットプレイスとして2018年にサービスを開始。偽物の流入を防ぐために専任スタッフによる鑑定を行っているほか、証券取引所の売買成立方法「板寄せ」を取り入れることで入札と販売それぞれのオファーを可能にしている。
調達した資金は、国内事業の拡大および強化に加え、インドネシアやフィリピンなどアジア市場獲得に向けた積極投資に活用する。また、モノカブとの統合・連携によって真贋鑑定やロジスティックス、カスタマーサポートなど両社の知見を掛け合わせることでより安心安全なサービスへと成長させ、グローバル展開を加速させる。サービスの統合については検討中で、国内をはじめとしたアジア圏での強化を重要視した形を目指すという。
SODAの内山代表は「今後、国内事業では取扱商品の拡大および強化に加え、アジア市場獲得を少しでも早く実現するため、韓国のKREAM、中国のniceとの連携を進めていきます。また、これまで競合サービスとして競い合ってきた濱田さんを筆頭とするモノカブチームとご一緒できることを非常に嬉しく、楽しみに思っています」とコメントを発表。モノカブの濱田航平 代表取締役は「今までモノカブとスニダンは共に競い合う良きライバルでありました。世界で戦える十分な市場のチャンスがある中で、お互いが国内で戦っていくのではなく、一緒になりグローバルで展開していきたいという戦略に意気投合しました」と株式売却の経緯について説明した。
■スニーカーダンク:公式サイト
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