18日開店した下北沢ガーデン店。売り場面積は165平方メートル
ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plus古着の小売り・卸のデザートスノー(東京、鈴木道雄代表)は12月18日、古着店「デザートスノー」下北沢ガーデン店を開いた。同地域6店目。原点回帰をテーマに、90年代よりも昔のビンテージ古着を中心に揃えた。78年生まれの鈴木代表と同世代の大人が長く楽しめる古着屋を目指す。
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デザートスノーは、98年に東京・町田でスタートし、16年に下北沢に進出した。17年に下北沢2号店、20年に下北沢3~5号店を出店するなど、同地域での多店舗化を進めている。
近年の新店は、90年代以降の若年層向けの古着を中心に扱っていたが、下北沢ガーデン店は「創業当時を振り返り、古着の知識がある人が喜ぶであろうビンテージ中心の品揃えを意識した」(鈴木代表)。
初日の土曜日は、午前11時の開店時間に並びができた。土日2日間の売上高は約400万円だった。初年度売上高は1億2000万円、客単価は1万円強を見込んでいる。
今後も良い立地があれば、下北沢でさらに出店する計画だ。12月18、19日には新店舗オープンを記念し、下北沢3号店の2階で東京・渋谷の古着店「ミスタークリーン」による期間限定店を開催した。「リーバイス」を中心としたデッドストックのジーンズなどを大量に販売し、こちらにも多くの客が訪れていた。
デザートスノーは21年11月から22年1月末まで、イオンレイクタウンmori(埼玉県越谷市)に期間限定店を開設している。売れ行きは順調で、今後は商業施設での期間限定出店にも積極的に取り組む。
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