公式サイトより
ベビー服・子ども服の製造販売を手掛けるキムラタンが、アパレル事業を大幅縮小する。少子化による市場規模の縮小や、新型コロナウイルスの影響などにより、赤字幅が拡大。約220店舗のうち約210店舗を閉鎖し、販売員および本社人員の6割強に当たる約40人を整理する。
キムラタンは、兵庫県神戸市中央区に本社を置くベビー服・子ども服を中心に扱うアパレルメーカー。自社オリジナルの企画・デザインの製品を提供してきたが、赤字が続いており、2022年3月期第3四半期累計の連結最終損益は3億8700万円の赤字(前年同期は2億6000万円の赤字)だった。
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同社は黒字化を目指し、不動産事業の拡大を柱とする事業ポートフォリオの転換を決議。全国に約70の収益物件を所有する和泉商事の全株式を取得し、事業拡大を図っていくことを決定した。
アパレル事業では今後、ベビー向け、女児向けにブランド、商品を絞り込む予定で、ECを中心とした販売を行うとともに新たな商品提供、収益化の方法を探求していく。2022年12月までに撤退・縮小を完了させ、2023年3月期の第4四半期での黒字転換、2024年3月期の単年度黒字化を目指すという。
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