アツギが、工藤洋志代表取締役社長が同職を退任すると発表した。新社長には帝人フロンティアの特別顧問を務める日光信二氏が就任し、工藤社長は相談役に就く。就任時期は定時株主総会が開催される6月下旬を予定している。

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　日光氏は1956年北海道出身で、1979年に関西大学商学部を卒業。1979年4月に帝人商事（現 帝人フロンティア）に入社。N.I.Teijin Shoji（Thailand）Co.,Ltd.やN.I.Teijin Shoji（U.S.A.）,Incといった海外のグループ会社社長を歴任し、2015年4月に帝人グループ執行役員 製品事業グループ長 兼 帝人フロンティア代表取締役社長に就任した。2021年6月から帝人フロンティアの特別顧問を務めている。

　アツギは代表取締役社長の交代理由について「早急なる業績改善を目的として経営体制の刷新を図り、更なる企業価値の向上に繋げるため」と説明。なお、日光氏は3月31日付で帝人フロンティアの特別顧問を退任し、4月1日付でアツギの顧問に就任する。

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