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食をテーマにしたサステナブルな商業施設が那須に開業 sio鳥羽周作プロデュースのファミレスもオープン

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食をテーマにしたサステナブルな商業施設が那須に開業 sio鳥羽周作プロデュースのファミレスもオープン

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 サステナビリティや食をテーマにした新たな商業施設「グッドニュース(GOOD NEWS)」が栃木県那須町に7月6日、開業する。発起人は、サマンサタバサ(Samantha Thavasa)の創業者であり、サマンサグローバルブランディングアンドリサーチインスティチュート代表を務める寺田和正氏(GOOD NEWS取締役会長)と、那須で宿・レストラン・マルシェの複合施設チャウス(Chus)を運営する宮本吾一氏(GOOD NEWS代表取締役)。6月6日に東京・日本橋で関係者向けに事業説明会を開催し、概要を明らかにした。

東京ドーム1個分の土地に広がる工場、レストラン、ショップ

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 グッドニュースは、東京ドーム1個分の大きさに等しい約4万3000平方メートルの広さの森の中に建設される。「自然と共存する」をキーワードに、森林の木材や、掘った土をそのまま生かした建築デザインを行っている。施設名は「良い知らせ」を意味し、NEWSの頭文字にはNorth(北)、East(東)West(西)、South(南)を重ねて、「さまざまな土地から集う人、みんなが笑顔になれる場所を作りたい」という思いを込めたという。「大きな食卓を」をコンセプトに那須の観光と農業、福祉を合わせた持続可能な施設を目指し、施設全体でゴミを出さない“ゼロ・ウェイスト”にも取り組む。

 施設は、菓子工場の「ファクトリー(FACTORY)」、“未来のファミレス”をイメージした「ローカルレストラン(LOCAL RESTAURANT)」、環境に配慮した出店者による「ネイバーズ(NEIGHBORS)」の3つエリアで構成される。ファクトリーでは、チャウスによる那須の銘菓「バターのいとこ」の工場を構え、菓子の製造だけでなく、就労支援施設としての役割を担う。障害を持つ人や、子育て世代の女性スタッフを100〜200人採用し、地域の雇用を増やすことを目標に掲げる。

「バターのいとこ」の工場
「バターのいとこ」の工場
「バターのいとこ」の工場
「バターのいとこ」の工場
バターのいとこ

「バターのいとこ」の工場

Image by: GOOD NEWS

鳥羽周作による未来型ファミレス

 ローカルレストランのエリアは、代々木上原のフレンチレストラン「シオ(sio)」のオーナーシェフで、食のクリエイティブカンパニー「シズる」の代表を務める鳥羽周作氏が携わる。一般客も利用できる、従業員の社員食堂も兼ねたファミリーレストランとなり、鳥羽氏が地元の野菜を使用したレシピを監修する。事業説明会で鳥羽氏は「次世代の街づくりの課題を解決する手段としてのレストランを作っていくこと、担っている責任の重大さを感じている。若者からお年寄りまで同じ釜の飯を食べる感覚で、美味しくて皆がハッピーになれるファミリーレストランを目指したい」とコメントした。同レストランのオープンは、8月19日を計画している。

鳥羽周作

鳥羽周作

ローカルレストラン

県内外からサステナブルな出店者を誘致

 ネイバーズのエリアには、環境に配慮した事業に取り組む出店者を誘致した。栃木県外からは、環境保全に取り組む東京発コーヒースタンドのオニバスコーヒー(ONIBUS COFFEE)や広島・尾道にあるチョコレート工場のウシオチョコラトル(USHIO CHOCOLATL)、群馬・桐生を拠点にする旅とアウトドアのコンセプトストアのパーヴェイヤーズ(Purveyors)などが出店。

オニバスコーヒー
オニバスコーヒー
ウシオチョコラトル
パーヴェイヤーズ(

オニバスコーヒー

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 那須市内からは、花と植物雑貨を扱うディア フォークス アンド フラワーズ(Dear,Folks  Flowers)や、髪の堆肥化に取り組む理髪店のバーバーヒラヤマ、耕作放棄地を再生して酪農を行う森林ノ牧場によるソフトクリームスタンド(SOFTCREAM STAND)、廃棄ホエイの有効活用を行うチーズ工房 那須の森、老舗旅館であり今回はスイーツを提案する山水閣などが地域の資源を使った発信を行う。他にも代々木公園のビストロ「パス(PATH)」のオーナーシェフである原太一や、パティシエ・ユニットのタンジェント(Tangentes)による食の提案を予定している。

ディア フォークス アンド フラワーズ
チーズ工房 那須の森
ソフトクリームスタンド

ディア フォークス アンド フラワーズ

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時代は“憧れ消費”から“応援消費”へ

 グッドニュースは、サマンサタバサを成長させた寺田氏が2年の歳月をかけたプロジェクトだ。「コロナ禍で海外へ行けない中、国内でたくさんの生産者と出会いながら、社会課題がある中でどう解決して、今後の明るい未来を作っていくかを考えた。30年前にサマンサタバサを立ち上げてから、セレブリティーを起用した“憧れ消費”を推し進めてきたが、時代はこれから“応援消費”に変わっていくはず。ここには応援したい消費がたくさん集まっている」と寺田氏は説明する。

寺田和正

寺田和正 GOOD NEWS取締役会長

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 GOOD NEWS代表取締役の宮本氏は「那須町は自然が豊かな観光地であるが、出生率が下がり、人口は2万人を切っており、典型的な地方の課題を持っている。酪農家や農家、福祉の人たちと共に持続可能なまちづくりを目指し、食を使ってコミュニティをデザインしていく。全てが完璧にすることは難しいが、お客さまも巻き込みながら、アイデアを集めて、循環する場所にしていきたい」と話した。

宮本吾一 

宮本吾一 GOOD NEWS代表取締役

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ファッション リポーター

大杉真心

Mami Osugi

文化女子大学(現文化学園大学)とニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)でファッションデザインを学ぶ。「WWD JAPAN」で記者として、海外コレクション、デザイナーズブランド、バッグ&シューズの取材を担当する。2019年にフェムテック分野を開拓し、ブランドや起業家取材を行う。21年8月に独立し、ファッションとフェムテックを軸に執筆、編集、企画に携わる。22年4月から文化学園大学の非常勤講師を務める。

最終更新日:

■GOOD NEWS(グッドニュース)
開業日:2022年7月6日
住所:栃木県那須郡那須町大字高久乙24-1
敷地面積:約4万3000平方メートル
来場予想:年間100万人
公式サイト

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