Image by: FASHIONSNAP
「スリー(THREE)」の秋コレクション「SOUND IN COLORS」にインスパイアされたコンピレー ション EP「SOUNDS IN COLORS」が、9月14日から配信される。コレクションのテーマ「音を視よ、色を聴け。」をコンセプトにした4曲を収録。これに先駆けて、シンガーソングライターやTempalayのメンバーとして活躍するAAAMYYYなど、コンピレーションEPに参加したアーティストを「VISIONARIUM THREE SHIBUYA」に迎え、メイクアップコレクションと音楽が呼応するライブイベントを開催した。
スリーの2022年秋のコレクションは、グローバル クリエイティブ ディレクターのRIE OMOTO氏が「ロックダウン中の外出がままならない時に音楽を聞いて気分を落ち着けた」という実体験や、OMOTO氏が音に色を感じ取る「共感覚」を持つことなどから、身近な音を色に落とし込んだアイテムを展開する。例えば、アイパレット「X02 COLOR OF INFINITY」はビートルズ(The Beatles)の「Get Back」、アイパレット「X03 SOUNDS OF SILENCE」はパトリック・ワトソン(Patrick Watson)の「Lost with you」といった曲がインスピレーションになったという。そのほかのアイテムも、音楽を聞いた時の高揚感や、心地よい音の重なりを落とし込んだカラーパレットとなっている。
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コレクションでOMOTO氏が音から色を表現したように、コンピレーションEPでは、アーティストが色から音を再解釈。感情を高揚させ、時にはリラックスもさせるメイクアップと音楽の共通項を最大限に表現した。参加アーティストはAAAMYYYのほか、DJ兼ビートメーカーのLicaxxx、プロデューサーとしても活動するトラックメーカーYohji Igarashi、ギタリストのRiki Hidakaの4人。さらに、キュレーター兼プロデューサーとしてOKAMOTO’Sドラマーのオカモトレイジ主宰の「YAGI EXHIBITION」のGiorgio Blaise Givvnがクレジットされている。
各曲のタイトル「Lilt」(AAAMYYY)、「Tonic」(Licaxxx)、「Amicable」(Yohji Igarashi)、「Dance」(Riki Hidaka)は、「THREE ディメンショナルビジョンアイパレット」の配色の名前とリンクし、言語的にも色と音楽を結びつける。
AAAMYYY、DJを迎えたライブイベントでは、コンピレーションEPからの楽曲「Lilt」を初披露。自身も共感覚を持つAAAMYYYは「スリーの秋コレクションを見て、落ち着いたアースカラーの中にも、パール感や絶妙な色合いが潜んでいるところに有機的なムードを感じたので、音に落とし込みました。今回初めてGivvn君(Giorgio Blaise Givvn)と一緒に制作したんです。彼が生み出す独特のビートと重ねて、スリーのアイテムから感じられる“生感”を表現しました」と制作までのプロセスを語った。
ライブ当日のメイクでは、「THREE ディメンショナルビジョンアイパレット」の「X03 SOUNDS OF SILENCE」を使用。「ブラウンやベージュの色合いで、一見すると柔らかな印象ですが、光と色の深みが組み合わさって透明感が出る意外性が素敵だと思いました」(AAAMYYY)
「スリーは元々スキンケアの香りがとても好きで愛用していました。それからネイルポリッシュも好きです。秋コレクションでは『133 COLOR OF DREAMS』が特に好きですね。一見ホワイトですが、よくみるとベージュやグレーのようなニュアンスがあって、爪に塗ると肌のトーンとなじむのが不思議な感覚です。ほかにも、ラメやパールが繊細に混ざり合ったカラーとか、アンビバレントなムードのカラーとか、とても惹きつけられるカラーばかりなのでよく買っています」
「普段から、色は自分の表現の中でも常に身近にあります。Tempalayのメンバーとも、『こう言う音にしたいね』と共有する時に、視覚的なもので置き換えて話します。『夕暮れの空の色みたいな音がいい』とか、『深海みたいなメロディにしたい』とか。だから、そういう意味では今回の色から楽曲を作るプロセスは普段通りで、結構リラックスして仕上げることができました」
「『THREE ソニックインスピレーション アイライナー』の『X03 SEE THE SOUND』はパキッとしたオレンジだけど、重厚感もあって力強さを感じるので、今日みたいなニュアンスのある目元のポイントに入れると、一気にプレイフルな気持ちになります。『THREE リフレクトグロー』は顔だけじゃなくて、ボディにもぬれるので、デコルテやノースリーブの時の肩のトップにつけたりしてパッと華やかにするのもいいと思います。まだ思い切りメイクをするには少し時間が必要かもしれませんが、未来に向かって明るいムードを取り入れたメイクも楽しんでいきたいと思います」(AAAMYYY)
■AAAMYYY:プロフィール
キーボーディスト、トラックメイカー。2017年よりエイミー(AAAMYYY)名義でソロ活動を開始し、2018年6月にTempalayへ正式加入。TENDREやKANDYTOWN・呂布のサポートメンバーも務めながら、モデル、楽曲やコマーシャル歌唱提供、ジャンルを問わない音源コラボレーションと幅広く活動している。2017〜2018年にかけ、EP 3部作「WEEKEND EP」「MABOROSI WEEKEND」「ETCETRA EP」をカセットテープ&配信にてリリース。2019年2月には1stフルアルバム「BODY」、2021年8月に2ndフルアルバム「ANNIHILATION」を発表。2022年3月に開催された「Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 A/W」ではSYUMAN.│Animus. 2022年秋冬コレクションで初のショーミュージックを、SIRUP、Shin Sakiuraの共作で手掛けた。
■THREE:公式サイト
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