AI分析を通じたインフルエンサーマーケティングプラットフォームを提供する台湾のiKala Interactive Media Inc.の日本法人アイカラ ジャパン(iKala Japan)が、伊藤忠商事とパートナー契約を締結したと発表した。パートナー契約は、伊藤忠商事の台湾現地法人である台湾伊藤忠を通じて締結。同契約に基づいて、伊藤忠商事および台湾伊藤忠とともに、日本企業に対して台湾へのEC販売支援サービスの提供を開始する。
アイカラは、2011年5月に台湾台北市で設立。AI技術によるデジタルトランスフォーメーション(DX)およびD2Cの支援事業を展開しており、台湾、日本、シンガポール、タイ、香港、マレーシアのアジア6ヶ国でサービスを運営している。SNSインフルエンサーのビッグデータ分析により企業のマーケティング活動を支援する「iKala Commerce」は、広告主やブランドをはじめとした3万6000ユーザー以上が導入。iKala Commerceに含まれる「ケーオーエルレーダー(KOL Radar)」ではFacebook、YouTube、Instagram、TikTokを対象にインフルエンサーの検索、データ追跡、効果分析などを解析することができる。
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パートナー契約による台湾へのEC販売支援サービスでは「越境ECプラン」と「ECフルフィルプラン」を用意。越境ECプランは日本に在庫を置き、ECサイトでの注文ごとに台湾の消費者へ配送するモデルで、ECフルフィルプランでは台湾に在庫を置くことで、ECサイトからの注文後すぐに現地の購入者に商品を配送することができる。
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