「イヴ・サンローラン・ボーテ(Yves Saint Laurent Beauté)」が、パートナーからの「ABUSE(=暴力)」の9つのサイン認知と啓発を広める「ABUSE IS NOT LOVE(アビュース イズ ノット ラブ)」活動の限定イベントを表参道ヒルズ スペース オーで開催した。活動の具体的な内容が伝えられたあと、イヴ・サンローラン・ボーテ ジャパン アンバサダーのローラが登場。「どんなことが起きても自分を愛することは大切。たくさんの人が自分が愛してくれたら嬉しいなと思います」とエールを送った。
ABUSE IS NOT LOVE(=暴力は愛じゃない)は、イヴ・サンローラン・ボーテが2020年からグローバルで取り組む社会貢献活動。“恋愛関係”における親しいパートナーからの9つのABUSEのサイン(1 無視する、2 脅す、3 侮辱する、4 操る、5 嫉妬する、6 管理する、7 干渉する、8 孤立させる、9 萎縮させる)の認知と啓発を広め、2030年までに200万人の啓発を目指している。日本では2021年の“女性に対する暴力撤廃の国際デー”である、11月25日から活動をスタート。NPO法人「女性ネットSaya-Saya」とパートナシップを組み、特に若者を対象とした「デートDV」の啓発活動である「チェンジプログラム」の支援を通じて、長期的この問題に取り組んでいる。
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登壇したローラは、YSLのABUSE IS NOT LOVE活動を「素晴らしい取り組みだなと思います」と称え、「声を上げることでたくさんの人が助かる気持ちになる」と語った。また9つのABUSEのサインでは、「5 嫉妬する」と「7 干渉する」が気になると言い、「恋人でも、結婚していても、他人同士だから程よいバランスは必要。言わなくても大丈夫だよ、言わなくてもいい関係が作れると思う」と笑顔を見せた。
さらに理想のパートナーシップについては「お互いリスペクトできる関係。大人になっても、年をとっても、子どもの心を持って冗談を言えたり、ダメなところを笑いに返っちゃったりできたらいいね。以前はちょっとかっこつけてたところもあったけど、ありのままになったら、ありのままの友達ができて、もっと生きることが楽しくなってきた」と、自分を偽らず、信頼して対等でいることが大事だと述べた。最後に、「ABUSE IS NOT LOVE活動で学んだことをもっともっと話していくね。そして困った人が近くの人に相談できたり、悩みが解決できたりしたらいいなと思う」と思いを伝えた。
Image by: FASHIONSNAP
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