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Image by: 森ビル
森ビルや日本郵便が参加組合員として参画し、虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合が推進する都市再生事業「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(虎ノ門・麻布台プロジェクト)」の街の名称が「麻布台ヒルズ」に決定した。
麻布台ヒルズは、アークヒルズに隣接し、六本木ヒルズと虎ノ門ヒルズの中間に位置。「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街 - Modern Urban Village -」をコンセプトに、徒歩圏内に多様な都市機能を高度に複合させた「コンパクトシティ(都市の中の都市)」として、オフィスや住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設などで構成する。
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計画区域は約8.1haで、約6000平方メートルの中央広場を含む緑化面積は約2.4haを上るという。施設の延床面積は86万1500平方メートル、オフィスの総貸室面積は21万3900平方メートル、住宅戸数は約1400戸を計画。メインタワーの高さは約330メートル、就業者数約2万人、居住者数約3500人、想定年間来街者数2500~3000万人を予定しており、スケールの規模は六本木ヒルズに匹敵する。そのほか、アマンとのパートナーシップによるホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」や、世界初のアマンの姉妹ブランド「ジャヌ」のホテル、50ヵ国以上約700人の生徒が在籍する都心最大規模のインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」などを完備。チームラボは、今年8月31日に「森ビル デジタルアート ミュージアム: チームラボボーダレス」を閉館。「虎ノ門・麻布台プロジェクト」に移転することを発表した。
また麻布台ヒルズは、コンセプトを体現したロゴを作成。軽やかなオリジナルフォントと、自然を象徴する緑のラインが特徴で、アートディレクター兼グラフィックデザイナーの上西祐理が手掛けた。麻布台ヒルズの竣工は2023年を予定している。
■プロジェクト概要
事業名称:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
事業者:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
区域面積:約8.1ha(施行地区面積)
敷地面積:約6万3900平方メートル(約 1万9330坪)
延床面積:約86万1500平方メートル(約26万坪)
主要用途:住宅(約1400戸)、事務所(約21万3900平方メートル)、店舗(約150店)、ホテル(約120室)、インターナショナルスクール(約1万4000平方メートル、ブリティッシュ・スクール・イン・東京(予定))、中央広場(約6000平方メートル)、文化施設(約9000平方メートル) 、予防医療センター(約3600平方メートル)
緑化面積:約 2.4ha
駐車場:約1880台
事業費:約5800億円
着工:2019年8月
竣工:2023年(予定)
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