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繊研plus「アンテプリマ」は、AI(人工知能)を用いた初の対話型ファッションデザインアシスタント「アイーダ」を使ってデザインした8型のカプセルコレクションを、香港のAIファッションのイベント「ファッション×AI」で発表した。
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このコレクションは23年春夏コレクションに組み入れる。グラフィズム、カラーブロック、すっきりとしたカッティング、丈など、今年9月にミラノで発表した23年春夏コレクションと共通項を持つ。
アイーダは、デザイナーのアイデア、コレクションのムードボード、デザイン画などをベースに、服を企画する。人工知能デザイン研究所(aiDALab)と香港理工大学、英国のロイヤル・カレッジ・オブ・アートが開発。両大学は、クリエイティブなデザインと人工知能の融合の構築に関して協業した。
アンテプリマのクリエイティブディレクター、荻野いづみは「この新たな協業により、23年春夏コレクションにブランド哲学を保ちながら、これまでとは異なる角度から魂を吹き込むことができた。独自性を追求しながらもアイデンティティーを崩すことなく、そしてクラフトマンシップを駆使することで、その魅力を最大限に引き出した。今、テクノロジーと職人技は、ファッションの中で健全なバランスで静かに共存することができる。また、サプライチェーン全体に確実に利益をもたらす方法の一つとなると確信している」と語った。
(ミラノ=高橋恵通信員)
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