「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」が、2024年クルーズ・コレクションショーを5月24日にイゾラ・ ベッラ（ベッラ島）で開催することを発表した。イゾラ・ ベッラは、イタリアのマッジョーレ湖に浮かぶボッロメオ諸島のうちの1つ。ここで初めてファッションショーが開催されることとなった。

　ルイ・ヴィトンは「旅の真髄（こころ）」、素晴らしい自然環境、建築の傑作、芸術の発見といったメゾンが受け継ぐエレメントを体現するため、これまでも様々なロケーションでショーを開催してきた。オスカー・ニーマイヤー（Oscar Niemeyer）設計のニテロイ現代美術館や、I.M.ペイ（Ieoh Ming Pei）が手掛けた滋賀県のMIHO MUSEUM、カリフォルニア州にあるソーク研究所でのショーなどは記憶に新しい。

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　今回の舞台となるのは「水上に浮かぶバロック芸術の宝庫」と呼ばれる島、イゾラ・ベッラ。イタリアバロック建築の最高峰とされるボッロメオ宮殿とその庭園は、マッジョーレ湖面に浮かぶ大型船のように堂々たる存在感を放つ。この壮大なロケーションとコレクションがどのように呼応するのか注目が集まりそうだ。なお、同コレクションは、2023年11月より全世界のルイ・ヴィトン ストアで展開される予定。 

■ルイ・ヴィトン：公式サイト