Image by: FENDI
「フェンディ(FENDI)」が、エキシビション「ハンド・イン・ハンド~卓越した職人技への称賛」を東京・神宮前でスタートした。会期は5月8日まで。
「ハンド・イン・ハンド」は、伝統工芸を継承する各地の職人とフェンディの職人の「手(ハンド)」が出会い、代々受け継がれてきた貴重な手仕事による職人技で、唯一無二の作品を誕生させることを目的に2020年にスタートしたプロジェクト。エキシビションはブランド本社があるローマに続き世界2都市目の開催となり、会場ではアーティスティックディレクターのシルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)が手掛けたフェンディを代表するアイコンバッグ「ピーカブー」と「バゲット」にフォーカスした内容で構成されている。それぞれのスペシャルエディションを展示し、イタリアに根付くクラフトマンシップをアイコンバッグを通して体感できる空間となっている。
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「ピーカブー」のセクションでは、著名人やアーティストがバッグをキャンバスに見立てたアートオブジェが並ぶ。デザインマイアミや2018年の誕生10周年記念プロジェクトで発表された作品をはじめ、今回のために山口歴、高木耕一郎、万美の3人の日本人アーティストによりカスタマイズされた新作3点が披露されている。
メインセクションとなる「バゲット」のスペースでは、「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトの中から19点が展示。イタリア全40州の中から、ローカルの工房などにフェンディがアプローチし、それぞれの伝統工芸の職人技を活かした特別なバゲットが制作された。レースや織り、銀細工、木材象嵌、モザイクタイル細工、ガラス装飾など多種多様に表現されたバケットが映像パネルとともにディスプレイされているほか、本国から工房の職人が来日し、制作過程のデモンストレーションも行われる。(4月23日まで)
東京での開催を祝し、栃木県足利市「にしかた染織工房」の4代目で、歴代最年少の栃木県伝統工芸士に認定された西形彩を招聘。自身で手染めした鮮やかなグラデーションのウール糸で織り上げた「綴れ織り」のバゲットバッグを制作した。会場で展示されているバケットバッグは、一部受注生産で販売している。
そのほかLEDを用いたフォトスペースをはじめ、来場者特典としてギフトキャンペーンなどを行う。また、全国の学生を対象とした「フェンディバッグデザインコンテスト」を開催。来場&コンテスト応募者の中から最大2人に賞与としてイタリア・フィレンツェ近郊に完成したばかりの「フェンディファクトリー(FENDI Factory)」に招待する。
川口春奈
■フェンディハンド・イン・ハンドエキシビション~卓越した職人技への称賛
会期:2023年4月20日(木)~2023年5月8日(月)
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目35-6
開催時間:11:00~20:00(最終入場 19:00)
※開催時間は予告なしに変更となる可能性あり
予約方法:入場無料、フェンディ公式アカウントから予約受付中
特設ページ
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西形彩制作 バゲットバッグ
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西形彩制作 バゲットバッグ
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万美によるピーカブー
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万美によるピーカブー
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山口歴によるピーカブー
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山口歴によるピーカブー
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高木耕一郎によるピーカブー
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高木耕一郎によるピーカブー
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