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　キムは、テキスタイルデザイナーとして、自社工場をもつテキスタイル会社を2007年に設立。自社のテキスタイルを使用したカムを展開するアパレル企業を2017年に立ち上げた。日本には2024年秋冬シーズンに上陸し、2025年春夏シーズンから本格的に展開する。　キムのテキスタイル会社はツイードのデザインを特に得意としており、カムの他に某有名ラグジュアリーブランド1社にもツイードを提供。得意先のラグジュアリーブランドに対して、毎シーズン約200から300種類のテキスタイルサンプルを製作して並走する生産体制を取っていることから、卸先が限られているという。　カムでは、同社が得意とする天然素材を使用した生地のほか、卸先のラグジュアリーブランドがコレクションで使用したツイードの端材を手作業で分解し新たなテキスタイルに織り直したツイードなど、高品質でサステナブルなテキスタイルを使用している。メンズ、ウィメンズの2ラインを展開し、価格帯は税込約3万〜30万円。

KAMU

Fashion

高級ブランドにもツイードを提供するデザイナーが展開、韓国発「KAMU」が本格上陸

　「ハンド・イン・ハンド」は、伝統工芸を継承する各地の職人とフェンディの職人の「手（ハンド）」が出会い、代々受け継がれてきた貴重な手仕事による職人技で、唯一無二の作品を誕生させることを目的に2020年にスタートしたプロジェクト。エキシビションはブランド本社があるローマに続き世界2都市目の開催となり、会場ではアーティスティックディレクターのシルヴィア・フェンディ（Silvia Fendi）が手掛けたフェンディを代表するアイコンバッグ「ピーカブー」と「バゲット」にフォーカスした内容で構成されている。それぞれのスペシャルエディションを展示し、イタリアに根付くクラフトマンシップをアイコンバッグを通して体感できる空間となっている。　「ピーカブー」のセクションでは、著名人やアーティストがバッグをキャンバスに見立てたアートオブジェが並ぶ。デザインマイアミや2018年の誕生10周年記念プロジェクトで発表された作品をはじめ、今回のために山口歴、高木耕一郎、万美の3人の日本人アーティストによりカスタマイズされた新作3点が披露されている。　メインセクションとなる「バゲット」のスペースでは、「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトの中から19点が展示。イタリア全40州の中から、ローカルの工房などにフェンディがアプローチし、それぞれの伝統工芸の職人技を活かした特別なバゲットが制作された。レースや織り、銀細工、木材象嵌、モザイクタイル細工、ガラス装飾など多種多様に表現されたバケットが映像パネルとともにディスプレイされているほか、本国から工房の職人が来日し、制作過程のデモンストレーションも行われる。（4月23日まで）　東京での開催を祝し、栃木県足利市「にしかた染織工房」の4代目で、歴代最年少の栃木県伝統工芸士に認定された西形彩を招聘。自身で手染めした鮮やかなグラデーションのウール糸で織り上げた「綴れ織り」のバゲットバッグを制作した。会場で展示されているバケットバッグは、一部受注生産で販売している。　そのほかLEDを用いたフォトスペースをはじめ、来場者特典としてギフトキャンペーンなどを行う。また、全国の学生を対象とした「フェンディバッグデザインコンテスト」を開催。来場＆コンテスト応募者の中から最大2人に賞与としてイタリア・フィレンツェ近郊に完成したばかりの「フェンディファクトリー（FENDI Factory）」に招待する。

FENDI

フェンディ「ハンド・イン・ハンド～卓越した職人技への称賛」展が開催　日本人アーティストによる作品も

　JAFICは、「Jクオリティー」という織り編み・染色・縫製全てを日本国内の認証工場で企画生産された純正の日本製でJAFICが認証している制度を取得している匠の技術を有した生産工程企業11社と連携し、1月にイタリア・フィレンツェで開催されたメンズ最高峰展示会「ピッティ・ウオモ（PITTI UOMO）」の出展支援を行った。同プロジェクトのデザインディレクターには、「ポステレガント（POSTELEGANT）」デザイナーの中田優也氏を起用。日本の繊維産地の匠職人と一緒に素材の開発をしながら製品のデザインを手掛けた。　ピッティ・ウオモ会場ではビエラの高級生地メーカーが独自の縫製技術を評価して「協業したい」としたほか、ベルリンのセレクトショップから「10型を発注する」など具体的な話が進むなど、海外から評価を得た。

ピッティ・ウオモで評価を得たJAFIC「Jクオリティー」事業、東京で展示会開催

　ファクトリーは1階のショップ「PMC PERMANENT」とプリントスペース「PMC HIGHINCOME」、2階の縫製スペース「ATELIER PMC」、10階のオフィス「PMC OFFICE」で構成。消費者向けには個々人に合わせて採寸・型紙を起こして服を作る「ビスポークジーンズ」を中心に、ボディやプリントを選択できるオリジナルのTシャツやエコバッグ、キャップ、ソックスなどを展開し、企業向けには製品の企画やデザイン、サンプル作成、小ロットの生産をはじめ、製品販売に向けたブランディングから撮影、ヴィジュアル制作、店舗デザインまで提供する。　設備ではATELIER PMCでデニムなどの厚物にも対応可能な縫製機械などを備えており、PMC HIGHINCOMEでシルクスクリーン印刷機や転写プレス機を用意。このほかクリエイティブディレクターの丹羽俊介やデニムスペシャリストの矢野義明を中心に、ものづくりをサポートするためのスタッフが揃う。

都内初のワンストップアパレルファクトリーが中目黒に誕生、ビスポークジーンズなど展開

　ヨネトミストアは「ファッションは生活なり」をコンセプトに営業。オリジナルブランドの 「コーヘン（COOHEM）」や「ディス イズ ア セーター（THIS IS A SWEATER.）」、「ヨネトミ（Yonetomi）」などを展開。米富繊維で生産されたOEMやODM取引先ブランドのアイテムや、モノづくりの姿勢において同社と親和性が高いブランドとして、「ダントン（DANTON）」や「エンダースキーマ（Hender Scheme）」などのアイテムも取り扱う。今後は、工場見学会やワークショップの開催なども予定しているという。

Coohem

Hender Scheme

米富繊維初の直営店がオープン、コーヘンやエンダースキーマなどを展開

「アークテリクス」が北海道初進出、国内最大規模の店舗をサッポロファクトリーに出店

Business

「ゾゾ」納期遅延が痛手に、PB事業は目標売上に未達

投資ファンドのMTM、地方の逸品を紹介するセレクトショップを出店

「3年後にはピッティへ」コーヘンのメンズラインが本格始動、ロゴも一新

米富繊維のデッドストック編地を組み合わせたニットがパスザバトンで発売

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