神戸旧居留地の「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」大丸神戸店が入居する通りに並ぶ空き区画3ヶ所に、歴史的な街並みを活用し、インスタレーションを行うパブリックスペースが6月14日から順次オープンする。旧居留地の街や建築を活かし周辺店舗開発行っている大丸神戸店が運営を、2019年に設計事務所「ダイケイ・ミルズ(DAIKEI MILLS)」の中村圭祐を中心に始動した「SKWAT」がデザインを手掛ける。
SKWATは、都市の遊休施設を一時的に占有し、一般へ解放するプロジェクト。「不完全なものから生じる価値の転換」に焦点を当て、さまざまなジャンルや媒体で展開している。これまでに原宿、南青山、京都、ミラノ等で実施し、話題を呼んだ。
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今回のスペースのコンセプトは「新居留地」。SKWATは、歴史ある街並みの魅力を継承しながらも、世界に開かれた街づくりに取り組んできた大丸神戸店の「継ぐ」と「開く」の姿勢を紐解き、インスタレーションを展開。店舗が抜け、新規店舗が入るまでの遊休場を活用し、観賞用展示スペースとしてだけではなく、土地の歴史を感じる憩いの場として開かれた空間を提供する。作品には、内装用資材であるLGS(軽量鉄骨)を使用することで、一時的な大丸神戸店の「内装用資材置き場」としても機能させる。素材が必要になった際は、各テナントが作品からパーツを引き継いで再利用することができ、壁周りを構築するために必要なLGSをあらかじめ設置することで、次に出店するテナントの施工費を軽減する役割も担うという。
■新居留地
オープン日:2023年6月14日(水)、6月28日(水)、7月12日(水)
大丸神戸店公式サイト
Image by: 大丸松坂屋百貨店
①6月14日オープン
Image by: 大丸松坂屋百貨店
②6月28日オープン
Image by: 大丸松坂屋百貨店
③7月12日オープン
Image by: 大丸松坂屋百貨店
Image by: 大丸松坂屋百貨店
Image by: 大丸松坂屋百貨店
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