テキスタイルデザイナー鈴木マサルによる展覧会「テキスタイルの表と裏 -Looking through the overlays-」が、カリモクが手掛ける西麻布のハイブリットスペース「Karimoku Commons Tokyo」で開催される。会期は7月1日から22日まで。
鈴木は、大胆でカラフルなファブリックデザインを中心としたものづくりで知られるデザイナーで、2004年に自身のファブリックブランド「オッタイピイヌ(OTTAIPNU)」を設立。「マリメッコ(Marimekko)」や「ユニクロ(UNIQLO)」、「カンペール(CAMPER)」といったファッションブランドにもデザインを提供した経歴を持つ。
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同展では、両面からプリントすることで表と裏を作らない新作のテキスタイルや、「石巻工房 by Karimoku」とのコラボレーションにより制作した木製の家具やオブジェ作品などを展示。鈴木は「これまでの展覧会でプロダクト重視の展示を行っていたことに気付き、テキスタイル自体がプロダクトとして成立することや、インテリアに対しテキスタイルがどうあるべきかを問い直し、空間により自由に存在させることを考え抜いて創作した」とコメントしている。
会場デザインは建築家の芦沢啓治氏が担当。このほか、鈴木や芦沢、展示コーディネーションを担当した藤本美紗子を迎えたトークイベントを7月7日18時30分から予定している。
■「テキスタイルの表と裏」 - Looking through the overlays -
会期:2023年7月1日(土)〜7月22日(土)
時間:12:00〜18:00(※日曜定休)
所在地:東京都港区西麻布2丁目 22-5 Karimoku Commons Tokyo
電話:03-6805-0655
■トークイベント「空間におけるテキスタイル」
登壇:鈴木マサル 芦沢啓治 藤本美紗子
進行:川上典李子氏(デザインジャーナリスト)
日時:2023年7月7日(金)18:30〜
特設サイト
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