Image by: fashionsnap
LVMHグループとマルコリングループの合弁会社ティリオス(Thélios)が、フランスのアイウェアブランド「ヴェルネ(Vuarnet)」を買収したと発表した。買収額は公表されていない。
ヴェルネは1957年に眼鏡職人のロジェ・プイユ(Roger Pouilloux)とフランスのスキーオリンピック金メダリストのジャン・ヴェルネ(Jean Vuarnet)によって設立。自社でアイウェアフレームの製造からガラスレンズの生産まで行っており、フランス・モーにある製造拠点は政府から「Entreprise du Patrimoine Vivant」(無形文化財企業)に認定されている。
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LVMH傘下の「ディオール(DIOR)」や「フェンディ(FENDI)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」などへのアイウェア供給を担っているティリオスが、ブランドを取得するのは今回が初となる。今回の買収でヴェルネのノウハウを手にすることで、LVMHグループ アイウェア部門の強化を目指す。
ティリオスCEOのアレッサンドロ・ザナルド(Alessandro Zanardo)は買収に際し、「ヴェルネは素晴らしいブランドであり、その歴史は守られるべきものだと考えている。ガラスレンズに関する独自のノウハウや高いブランド価値は、我々の理念に完璧にマッチしている」とコメントしている。
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