ジャンヴィト ロッシのシューズ(2018年撮影)
Image by: FASHIONSNAP
リシュモン(Richemont)グループが、イタリアのラグジュアリーシューズブランド「ジャンヴィト ロッシ(Gianvito Rossi)」の過半数の株式を取得したと発表した。買収額は公表されていない。ブランドのCEO兼クリエイティブディレクターを務めるジャンヴィト・ロッシも引き続き株式を保有する。
ジャンヴィト ロッシはセルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)を父に持つジャンヴィト・ロッシがミラノで2006年に設立。イタリアで最も有名な靴作りのエリアとして知られるサン・マウロ・パスコリ地区で長年受け継がれてきた伝統を生かし、メイドインイタリーに徹底した製品づくりを続けている。
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ロッシCEOは「品質やデザイン、クラフトマンシップへの最大のこだわりと、伝統の保持といった共通の価値観を持つパートナーとしてリシュモンを見出すことができた」とリシュモンについて語り、「私たちのパートナーシップは、会社の次の成長段階にとって有益なものであり、実りある協力の精神をもって、このエキサイティングな新章をともにスタートできることを楽しみにしている」と期待を示した。
リシュモンでファッション&アクセサリー部門のCEOを務めるフィリップ・フォルトゥナート(Philippe Fortunato)は、「私たちは、ジャンヴィト・ロッシとその家族、そして彼のチームをリシュモンに迎えることを嬉しく思っている。このユニークなメゾンの永続的な創造性と長期的な発展をともに確かなものにしていくことを楽しみにしている」とコメントしている。
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