資生堂が、一人ひとりの自分らしい健康美を実現するインナービューティブランド「シセイドウ ビューティー ウエルネス(SHISEIDO BEAUTY WELLNESS以下、SBW)」を2024年2月に立ち上げる。第1弾として、ツムラとカゴメと共創し、共同研究・開発した商品を国内で発売する。2025年以降には、中国をはじめとするアジア地域へも広げる予定だ。
資生堂は「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」を企業使命に掲げ、「世界で勝てる日本初のグローバルビューティカンパニー」を目指している。2030年には「Personal Beauty Wellness Company」として、美の力を通じて人々が幸福を実感できるサステナブルな社会を目標にしている。
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新ブランドSBWは、人の美しさを外見や「肌」のみではなく、肌、身体、心の調和が取れている状態こそが健康的で美しいと捉え、日々の生活を通じて一人ひとりの心地よい独自の「健康美」の実現を目指す。ブランド名には、美を日々内側から育むことで、その人ならではの美を可能にし、“Beauty Wellness Life”を叶えていくサポートをしたい、という思いを込めた。資生堂の100年超のライフサイエンス研究とデータサイエンスを活用し、肌・身体・心の関係性を解明した美の独自の知見をもとに、各分野のプロフェッショナルであるパートナー企業との共創を取り入れた商品やサービスを展開する。また、新しい健康美習慣を「J-Beauty Wellness」としてグローバルに発信し、新市場創造にも取り組んでいく。
ツムラ、カゴメとの共創について、今回「一人ひとりの、生きるに、活きる。」をパーパスとし、「“Cho-WA”(調和)の取れた未来を実現する企業へ」を長期経営ビジョンのテーマに掲げ、生薬と心身のつながりに強みを持つツムラと、野菜・果実の健康価値を活かした食品などの研究開発を強みとするカゴメと、「よりよい社会を実現していきたい」という思いが一致し、各社との共同研究・商品開発に至った。漢方薬のプロフェッショナルであるツムラとは「東洋思想の五臓(肝・心・脾・肺・腎)」、野菜のプロフェッショナルであるカゴメとは「野菜の力」から着想を得た、共同研究と商品・サービスの開発を進めていく。
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