良品計画が発売する漢方薬のパッケージのイメージ
IMAGE by: 良品計画
良品計画が、更年期や月経関連の症状など女性の悩みに特化した漢方薬(第2類医薬品)を11月18日に発売する。健康維持と病気予防のための商品や情報、サービスなどを提供する「まちの保健室」を併設する「無印良品」直江津店、広島アルパーク店、ゆめテラス祇園店の3店舗で取り扱う。
「まちの保健室」では、地域行政や医療と連携した取り組みを行っており、常駐の薬剤師や看護師、管理栄養士といった専門家への健康相談や、健康体操やヨガなどをはじめとした健康に関する様々なイベントやセミナーを開催している。1号店は2021年8月に新潟県上越市の「無印良品 直江津」内にオープンし、2022年4月には広島県広島市の「無印良品 広島アルパーク」内に、2023年11月には広島市2ヶ所目となる「無印良品 ゆめテラス」内に開設した。
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今回発売する漢方薬は、まちの保健室の活動の中で利用者から集まった要望や意見を元に選定。イベントに参加した女性客から更年期や月経関連の症状についての悩みが多く寄せられたことから、体力の有無や、冷え性、のぼせ、貧血、頭痛、めまい、肩こり、下腹部痛、不眠、月経不順、更年期障害などの様々な症状に合わせた漢方薬をラインナップする。薬は添加物を含まない、植物の根や果実などの生薬のみを配合して煎じた「漢方処方 当帰芍薬散」「漢方処方 桂枝茯苓丸」「漢方処方 加味逍遙散」「漢方処方 四物湯」「漢方処方 柴胡桂枝乾姜湯」「漢方処方 通導散」「漢方処方 柴胡加竜骨牡蛎湯」の計7種類を揃え、価格は柴胡加竜骨牡蛎湯が14日分(14包)で6600円、それ以外の6種類は5500円(全て税込)で販売する。
同社は今後もまちの保健室の店舗数拡大を目指すとともに、活動の中で多くの悩みが寄せられた「健康なからだづくり」や「ダイエット・メタボ対策」「睡眠・ストレス」「健やかな肌」といった分野に対しても、医薬品や健康食品などの商品開発や、情報とサービスの提供を行っていく予定だという。
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