「ベルルッティ（Berluti）」が、トートバッグ「トゥジュール」の誕生10周年を記念して、日本限定のカプセルコレクションを発表した。オンラインブティックで販売がスタートし、12月1日から全国のブティックで展開される。

　「トゥジュール」は、ビジネスのみならず、シーンを選ばずに使うことができるトートバッグとして誕生して以来、ブランドのアイコンとして愛されてきた。最大の特徴は、エレガントなシルエットをキープするエンヴェロープ型の底部による自立構造。特に日本での人気が高く、10周年という節目で日本限定カプセルコレクションが登場した。

　今回登場したのは、今年9月にデビューした「トワル・マルブフ」のエッセンスを取り入れた新作。トワル・マルブフは、パリ最古のベルルッティ ブティックから着想を得たキャンバス素材のトラベルライン。ブティックのインテリアと、メゾンを象徴する「スクリット」モチーフを融合させたグラフィカルなパターンが特徴だ。カプセルコレクションではスクリットを再解釈し、ホワイトカラーにアレンジした新キャンバス素材を採用。さらに柔らかなグレインカーフ、マットシルバーのメタルパーツとの組み合わせにより、新たな魅力を引き出した。バッグ内側のレザータブには「LIMITED EDITION」の刻印入りで、サイズはXS（38万9400円）、ミニ（40万8100円）、XL（47万3000円／すべて税込み）の3種類。XSは取り外し可能なストラップによりクロスボディとしても使用できる。

　この日本限定コレクションの発売に合わせて、元サッカー日本代表で指導者としても活躍している槙野智章と、女優・モデルの高梨臨の夫妻を起用したプロモーションヴィジュアルを公開。二人がバッグを手に微笑み合う姿など、夫婦ならではの表情も見ることができる。