「Goldwin 0」のアイテム(2022年3月撮影)
Image by: FASHIONSNAP
ゴールドウインが3月1日、衣料品およびアウトドア用品の卸売、小売事業を展開する蘇州愿景零售有限公司(以下、SGAR社)と合弁契約を締結し、中国で「ゴールドウイン(Goldwin)」アイテムの製造・販売事業を運営するための合弁会社を設立すると発表した。なお、合弁会社の資本金額(約9億5000万円)がゴールドウインの資本金額の10%以上に相当することから、同社はゴールドウインの特定子会社となる。合併会社は今年4月に江蘇省常熟市での設立を予定しており、同社の持株比率はゴールドウインが65%、SGAR社が35%を保有する。
ゴールドウインは2030年までの長期ヴィジョン「PLAY EARTH 2030」の実現を目指す中で、オリジナルブランドであるゴールドウインのグローバル展開の拡大を中期的な経営戦略の重要施策の一つとして掲げてきた。グローバル展開の拡大に際し世界第2位のGDPとアパレル市場規模を持つ中国をブランドの注力地域に位置付け、今回の合弁会社の設立に至ったという。ゴールドウインは今後、合併会社設立を機にSGAR社が持つ中国国内のネットワークを活用し、中国全土への店舗網拡充を加速させ、中国市場での事業拡大を目指していく。
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