アマゾン(Amazon)のオンデマンドプリントサービス「アマゾン マーチ オンデマンド(Amazon Merch on Demand) 」が、初のリアルイベントとして、ポップアップストアを原宿・キャットストリート沿いのクレインズ 6142にオープンした。9月1日までの4日間限定の出店となる。
アマゾン マーチ オンデマンドは、先行費用なしでアマゾン上でアパレルや雑貨を販売できるオンデマンドのプリントサービス。アパレルブランドから独立系デザイナー、アーティスト、中小企業まで、作品のクリエイターがオリジナル作品をアップロードし、商品として登録することで、最短で数時間以内にアマゾンプライム対象商品としてプリントアイテムが販売される。商品が購入されると、アマゾンからクリエイターにロイヤリティが支払われる仕組みとなっている。同サービスは、2015年にアメリカでスタートし、現在は日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの7ヶ国で展開している。 なお、日本で登録された作品は、クリエイターの希望に応じて、同7ヶ国のアマゾンでも販売できる。
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ポップアップストアの会場では、「#好きなモノ着よう」をテーマに、同サービスにおいて特に売れ筋である「キャラクター」「アニメ&シネマ」「ゲーム」「ミュージック」「アート」「スポーツ」の6ジャンルから、500種類以上のデザインのTシャツやスマートフォンケース、フーディーなどを展開。サンリオやディズニー、マーベルなどのキャラクターデザインに加え、「スター・ウォーズ(STAR WARS)」や「インディ・ジョーンズ(Indiana Jones)」といった映画のプリントTシャツなどを揃える。商品の展開はショールーミング形式で、店内では商品の展示のみを行い、来場者は気に入った商品をアマゾンの公式サイトから購入することができる。
アマゾンジャパンの広報担当者は、初のリアルイベントの開催地として、キャットストリートという立地を選んだ理由について「原宿はファッションとクリエイティブの中心地であることから、マーチ オンデマンドがターゲットとする若者やクリエイターへのアプローチを図った」と説明。そのほかにも、イベント期間中の31日には、雑誌「ViVi」の専属モデルを務める村上愛花と、YouTubeやTikTokを中心に若年層の支持を集めるクリエイター JESSICAの対談を開催するなど、若年層へのアプローチを試みる。
アマゾン マーチ オンデマンドは、今年で日本上陸から4年を迎える。担当者は、同サービスの今後の課題は、認知度の向上と新規顧客の開拓だと話す。今後の展望については、「アマゾンが考える“ファッション”とは、すべての人々がファッションを通して自身を表現すること。今後も、お客様にわくわくしていただけるような商品をご提供していくとともに、お買い物に新たなイノベーションを起こし、ファッションやデザインのコミュニティの活力となるような支援を続けていきたい」とコメントした。
■Amazon Merch on Demand POP UP STORE
期間:2024年8月29日(木)〜9月1日(日)
会場:クレインズ 6142
所在地:東京都渋谷区神宮前 6 丁目 14-2
営業時間:11:00〜19:00
入場料:無料
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