ピックルボールに関するイベントを開くアーバンドックららぽーと豊洲
米国で誕生し、競技人口が増えている新しいラケットスポーツのピックルボールが、ファッションブランドや飲食、リゾート業界などで注目され始めている。TBSホールディングスと三井不動産は今年4月からピックルボールの日本国内における普及を目的とした共同プロジェクトを開始し、このほど両社が基本協定書を締結した。ららぽーとなど三井不動産グループが開発・運営する全国の商業施設などで、ピックルボール用のコートの開設やイベント開催などを行い、ピックルボールの普及・促進活動を進める。
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ピックルボールはテニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせた、老若男女問わず楽しめるラケットスポーツで、22年時点の世界のの競技人口は約900万人と推測される。米国ではピックルボールコート併設のレストランの開業やラグジュアリーファッションブランドのウェア販売など、ビジネスとしても広がりを見せており、関連市場規模は1兆円以上ともいわれる。
日本でも誰もが楽しめるスポーツということからメディアで取り上げられることが増え、競技の輪が広がりつつある。レストランなどを運営する企業やリゾート、ホテル業など、ピックルボールコートの新設や従来のテニスコートを使ってのイベント、レストランやファッションビジネスとの連携など幅広い分野で市場が形成されつつある。
今秋、三井不動産グループが運営する「三井ショッピングパークアーバンドックららぽーと豊洲」「三井ショッピングパークららぽーと福岡」などでイベントを開く。三井不動産はスポーツを通じた感動体験の創出を目指しており、商業施設に積極的にスポーツ施設を設けるなどしている。
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