「クレージュ（Courrèges）」のアーティスティック・ディレクター ニコラス・デ・フェリーチェ（Nicolas Di Felice）が、ダン・コーレン（Dan Colen）およびスカイ ハイ ファーム ビエンナーレ（Sky High Farm Biennial）とパートナーシップを結んだ2025年秋冬キャンペーンを発表した。

　今回のキャンペーンは、商品やモデルを一切登場させず、真っ白な背景に色とりどりの紙吹雪が舞うただ一枚のヴィジュアルで構成。ニコラス・デ・フェリーチェが個人蔵書の中でも特に大切にしている作品集「Moments Like This Never Last」に収録されている、逆再生された紙吹雪の爆発的な広がりからインスピレーションを得ており、商業空間を「希望のキャンバス」として取り戻し「困難な時代にあっても喜びや記憶、驚きが共有可能な抵抗の行為であること」を表しているという。

　また、同キャンペーンは2025年6月から9月までニューヨーク州ジャーマンタウンで開催される初の「スカイ ハイ ファーム ビエンナーレ」をサポート。芸術的および組織的な力がいかに有意義な体験を創出し、食料主権や気候変動への解決策のための資金を生み出せるかを示すとしている。

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