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ワークマン26年3月期は過去最高業績を達成 リカバリーウェアが前期比808%増

不審者パーカとして注目を集めたUVカットアウター

不審者パーカとして注目を集めたUVカットアウター

不審者パーカとして注目を集めたUVカットアウター

 ワークマンが、2026年3月期決算を発表した。直営店、FC加盟店舗を合算したチェーン全店売上高は前期比14.3%増の2092億円、営業利益は同21.7%増の296億円、純利益は同22.1%増の206億円となり、過去最高業績を達成した。

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 2026年3月期は、気候変動対応の推進によって季節商品およびシーズン端境期の売り上げが好調に推移し、既存店売上高は同9.0%増、客数は同3.9%増と伸長。ファン付きウェアなどの高価格商品のヒットにより、客単価は同4.9%増の3190円となった。

 2025年9月に発売したリカバリーウェアの「メディヒール(MEDIHEAL)」シリーズは、テレビCMや販促チラシといったプロモーションも奏功して一般層に浸透。これによりリカバリーウェア全体で売上高が同808.2%増という急成長を記録し、全商品に占めるリカバリーウェアの構成比も5.6%に達した。大内康二 社長はメディヒール好調の要因を「リカバリーウェアは他社も多く取り組んでいるが、低価格高機能というワークマンのブランド力への信用度が高い」と分析している。

 また、2025年夏にSNSを中心に「不審者パーカ」として注目を集めたUVカットアウターは同年2万5000点を販売し、売り上げに大きく貢献。これを受けて2026年は12万点と大幅に増産したものの、既に売れ行きが好調で在庫が不足しており、追加で4万点の増産をかけたという。高い遮熱効果を発揮する「エックスシェルター(Xshelter)」も、夏が本格的に到来していない現時点で「既に足りない状況」(大内社長)と、足元での暑さ対策ウェアの需要の強さを明かした。

 商品カテゴリー別に見ると、従来の主力であった作業服・作業用品などのワーク分野が前期比1.5%増と堅調に推移したことに加え、カジュアルウェア分野は同48.5%増、アウトドア・スポーツウェア分野は同10.3%増と大きく伸長した。プライベートブランド(PB)商品の販売も好調で、売上高は同19.9%増の1501億円に達した。チェーン全店売上高に占めるPB比率は71.9%となり、前期から3.4ポイント上昇した。

 2027年3月期の経営方針として「マス化製品政策の推進で高成長を実現」することを掲げ、チェーン全店の売り上げの10%をメディヒールなどのマス化製品で達成することをKPIに設定している。2027年3月期の通期業績は、チェーン全店売上高が前期比13.7%増の2379億円、営業利益が同8.2%増の321億円、純利益が同8.3%増の223億円を見込む。

最終更新日:

■ワークマン 2026年3月期業績
チェーン全店売上高:2092億円(前期比14.3%増)
営業利益:296億円(同21.7%増)
純利益:206億円(同22.1%増)

FASHIONSNAP 編集記者

山田耕史

Koji Yamada

1980年神戸市生まれ。関西学院大学社会学部、エスモードインターナショナルパリ校卒。ファッション企画会社、ファッション系ITベンチャーを経て、主夫業と並行してフリーランスとして活動した後、FASHIONSNAPに参加。ファッションを歴史、文化、経済などの多角的な視点から分析し、知的好奇心を刺激する記事を執筆することが目標。

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