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フェニックスの27春夏は「地平線」がテーマ 製品染めやバックサテンのアイテムも

フェニックス2027春夏コレクション

Image by: FASHIONSNAP

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 「フェニックス(PHENIX)」が2027年春夏コレクションを発表した。同ブランドは、前身であるスキーウェアブランド「フェニックス(phenix)」の高度な素材と専門技術を継承しつつ、ディレクターに源馬大輔を迎えて2025年秋冬シーズンに新たなコレクションラインとして始動。オリジナルの機能素材の開発や、大容量のポケット、レイヤリングの提案などを特徴としている。4シーズン目となる今回は、複数の異なるナイロン素材を繋ぎ合わせた製品染めのシリーズや、バックサテン素材を用いた新型のアイテムなどをラインナップする。

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 今シーズンのテーマは、前秋冬シーズンから継続する「地平線」。地形のようにアイテムを複雑に重ねるレイヤリングによって、立体的で奥行きのあるスタイリングを提案する。「今見えている地平線とは異なる部分の地平線」というアイデアから、ベーシックなデザインの中に、形状や素材の変化によって意図的なズレを生み出している。

 コレクションの核となるのは、ブランドのアーカイヴディテールに着想を得たパターンに「製品染め」を施したシリーズ。ロングパーカー、フィールドジャケット、ベスト、ワークジャケット、ロングパンツ、ショーツなどを揃える。80年代のスキーウェアに見られた、多数のパーツを繋ぎ合わせたデザインからインスピレーションを受け、新作は5種類の異なるナイロン素材を組み合わせた。単色で製品染めを施すことで、素材ごとの染まり具合の違いが微妙な色の濃淡を生み出し、奥行きを表現。ネイビー、ブラック、ホワイトのベーシックカラーでモダンなスタイルに落とし込み、製品染めの上から撥水加工も施している。

 スキーブランドから派生していることから、機能性も重視。アウターの背中部分には、雨除けと通気性の良さを両立するベンチレーションを配置。肩の可動域を広げるアクションプリーツとベンチレーションを一体化させたディテールは、アーカイヴを再現したものだ。過去シーズンで好評だったベストはレイヤリングを考慮した設計で、ポケットはジャケットを重ねても手が届くように、フロントのVライン部分に配している。

フェニックス2027春夏コレクション
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 今季は、これまで用いることの少なかったリネンを採用し、リネンとコットンのオリジナルバックサテン生地を製作。テーマの「地平線」を表現するように、表裏で異なる表情を持つ二面性を備える。表面はリネン特有のナチュラルな風合い、裏面はキュプラ裏地のようななめらかな肌触りを実現。リネンの軽さと清涼感を活かしつつ、一枚仕立てでありながら袖通りの良さを叶えた。アイテムはサックジャケット、スラックス、シャツ、ドリズラージャケットを、ブラック1色で用意し、ブランド初のセットアップとして提案する。スポーツブランド由来のブランドとして、独自の視点からセットアップのあり方を模索したという。

 ワークディテールをベースにしたジャケットは、5つのボタン仕様でラペルの折り返し位置を自由に調整可能に。首元まで締めたり、第2ボタンでテーラーのようにもアレンジしたりと、シーンを限定せず、長く着続けられるデザインを目指した。ブランドの主張を抑えるため、ボタンは共布のくるみボタンを採用。内外には、搭乗券やパスポート、iPad mini、財布がなどを収納できる大容量のトラベルポケットを完備する。パッチポケットとフラップポケットは、浮き上がるような立体的なデザインが特徴だ。より日常使いできるよう、同型でポリエステルをブレンドしたウォッシャブル素材のシリーズも用意し、カラーはネイビーとダークブラウンの2色を揃える。商品の価格帯は1万6500〜8万9100円。

フェニックス2027春夏コレクション
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最終更新日:

河合華子

Hanako Kawai

FASHIONSNAP 編集記者

大阪府出身。同志社大学卒業後、メーカーの商品企画&PR、編集プロダクションを経てレコオーランドに入社。学生時代、交換留学で滞在したパリでファッションウィークに出会い、ファッションエディターの仕事に関心を持つ。フランスのエスプリが息づくライフスタイルが理想。

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