

「メンズビギ(MEN’S BIGI)」が、新たにスペシャルラインを立ち上げた。デザイナーに「クチュールドアダム(COUTURE D'ADAM)」を手掛ける平野洋樹を迎え、メンズビギが日本のファッションシーンを牽引した1970〜80年代のアイコニックなスタイルを現代的に再解釈したアイテムを提案する。
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今回のスペシャルラインは、2025年にブランド設立50周年企画として実施されたメンズビギ創業者の菊池武夫、クリエイティブディレクター 中田慎介とのコラボレーションを経て、51年目を迎えるメンズビギの新たな挑戦として位置付けられている。平野は、ブランドが1980年代のDCブランドブーム以前から日本のメンズファッションシーンを牽引してきた先進性や、萩原健一や松田優作、沢田研二、藤竜也といったクリエイター達と密接に結びついていた歴史を踏まえたうえで、「当時のままのものを作っても時代錯誤。いかにして今日的に落とし込むかがポイント」(平野)とし、メンズビギのアイデンティティへのリスペクトを前提に、現代的な軽さと柔らかさを備えたコレクションを構築したという。

シルエットについては、80年代のDCブランドブームにおいてメンズビギが牽引したソフトなドレスカジュアルスタイルを踏襲しつつ、現代的なフィット感との両立を図っている。ウエストシェイプを設けないAラインシルエットのジャケットは、柔らかながらも程よいフィット感を持たせており、「英国的な構築的なジャケットスーツというよりは、ルーズなカバーオールのような雰囲気」(平野)で、デイリーユースの一着に仕上げた。

生地面では、ドネガルツイードをはじめ、ソルト・アンド・ペッパー調のネップ入り霜降り素材、シルク混のブークレ素材など、英国的で牧歌的な温もりを持つオーセンティックなテキスタイルを中心に採用することで、当時の雰囲気の再現と、現代的な軽さの両立を図っている。

なお、スペシャルラインの独自名称は現時点では設けられておらず、当時用いられた「ビギメンズ(BIGI MEN'S)」のグラフィックを再構築したものをロゴに使用する。第1弾はコートやジャケットといった重衣料を中心に展開し、今後はシャツやボトムスなどへアイテムの幅を広げていく予定だ。

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