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米タペストリーが全地域で増収、Z世代の新顧客獲得でコーチは24%成長

コンテンツシリーズ「&Coach」のヴィジュアル

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 「コーチ(COACH)」や「ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)」を擁する米タペストリー(Tapestry)が、2026年6月期の決算を発表した。グループ全体の売上高は前年同期比14%増の80億ドル(1兆2748億4800万円)に着地。2026年4〜6月期の売上高は同9%増の19億ドル(約3027億4030万円)で、いずれもコーチの成長が大きく牽引した。

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 同社が2025年秋から2028年度にかけて推進する成長戦略「Amplify」を大きく進展させたことが今期の好調に繋がった。ハンドバッグをはじめとするレザー製品に注力し、マーケティング施策でZ世代をはじめとする新しい顧客層とのエモーショナルなつながりを構築。デジタルと直販を強化し、オムニチャネルを通じた購買体験の向上を図ることで、D2Cの2026年6月期売上高は同16%増を記録。デジタルは10%台後半の増収、実店舗は10%台半ばの増収だった。

 ブランド別の売上高では、コーチが同24%増の69億1470万ドル(約1兆1019億円)と大きく成長を見せた。特にハンドバッグが好調で、平均小売単価が10%台半ば増加したことが貢献した。ケイト・スペード ニューヨークは、同10%増の10億7000万ドル(約1705億3606万円)と成長軌道に乗った。

 地域別では中国が最も成長し、同38%増と大幅に伸長。ヨーロッパが同29%増、北米が同15%増、日本が10%増と多くの地域で2桁成長を記録。中国・日本を除くアジアは同7%増とすべての地域において拡大基調に転じた。また、グローバルで新規顧客獲得を加速した結果、約1100万人の新規顧客を取り込み、そのうちの約35%がZ世代だったという。直近では6月に、コーチがZ世代に向けたコンテンツシリーズ「&Coach」を発表。幾田りらなどを起用したヴィジュアルを制作し、今後は「自分自身のアイデンティティを描きたい」と願うZ世代に寄り添う新たなアプローチを進めていくという。

 タペストリーのジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)最高経営責任者は、「2026年4〜6月期の好業績で力強い成長の一年を締めくくることができ、期待を超える有意義な成果を収め、インベスター・デイで掲げた主な財務コミットメントを2年前倒しで達成しました。」とコメントしている。

※前年比実績は為替変動などの影響を除く
※1ドル=159円

最終更新日:

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