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世界で人気が高まる「ユーズド・イン・ジャパン」を輸出の柱に イーベイが提言

山田耕史

 イーベイ・ジャパン(eBay Japan)が、日本のリユース品越境ECの実態をまとめたレポート「Used in Japan Report」を発表した。日本のリユース品が持つ価値を「ユーズド・イン・ジャパン」として定義し、「メイド・イン・ジャパン」に並ぶ輸出の柱に育てるべきとの提言を行った。

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 同レポートによると、2025年に日本のイーベイの販売者はリユース品を世界211の国と地域へ販売したという。同社はユーズド・イン・ジャパンという概念を、日本で丁寧に扱われ、事業者によって状態や価値が維持・再生され、適切な検品、説明、修理、鑑定を経て海外市場へ届けられる商品の価値を指す考え方だと定義。担当者は「メイド・イン・ジャパンが“作る力”への信頼だとすれば、ユーズド・イン・ジャパンは”価値を守り、見極め、次の市場へつなぐ力”への信頼」だと表現しており、レポートでは、高度なECインフラを備えていることに加え、物を大切に扱い良好な状態で長く使う文化や責任ある消費行動が定着している日本には、世界的に競争力と信頼性の高い再流通市場を構築する力があると指摘している。

プレゼンテーション資料

 イーベイで日本から海外へ販売されている主要カテゴリー(2026年4〜6月の取引額ベース)の上位には、ウィメンズアパレル・ブランドバッグ、時計、トレーディングカード、アニメグッズ、カメラレンズ・フィルターなどが並ぶ。海外のソーシャルメディア上では「#japaneseebay」というハッシュタグを用いた投稿が自然発生的に広がっており、担当者によるとTikTokだけで関連投稿が約2万7000件に達しているという。投稿では商品の状態の良さ、梱包の丁寧さ、販売者への信頼などが語られており、「日本から買うこと自体が価値として語られている」と同社は見ている。 

 こうした認識のもと、今回のレポートで同社は、政策アジェンダを提言。ユーズド・イン・ジャパンを輸出・循環経済の戦略分野と位置付けたグローバル展開や、デジタル技術や取り引きデータを活用した古物営業法などの手続き負担の軽減、さらに新刊鑑定やストーリーテリングなどで商品価値を高める専門人材の育成などを提示している。

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