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三陽商会のリユース品販売事業が好調、“回収品の状態の良さ”を背景に2年連続黒字達成

サンヨーG&Bアウトレット落合店

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Image by: 三陽商会

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 三陽商会が、2024年に始動した衣料品回収・リユース品販売事業の実績レポートを発表した。回収点数は累計14万9000点で、販売事業は2年連続で黒字を達成。2031年度までに、回収対象品の前年度生産着数に対する回収割合を10%まで引き上げるとしている。

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 同事業は、国内リユース市場の規模が右肩上がりに拡大していることなどを受け、サーキュラーエコノミー推進の一環として2024年3月に始動。同年6月から、回収衣類のうち品質を担保したリユース品を「リ・サンヨー(RE: SANYO)」として販売しており、現在は3店舗で取り扱っている。回収拠点は全国約750売場に設置。特別セール会場での回収などの施策が奏功し、2025年度の回収点数は前年度比約160%と大幅に伸長した。同事業で提携するECOMMITでのリユース点数を合わせると、リユース率は2年連続で99%を達成している。

 リ・サンヨーの販売実績は初年度が計画比120%、2025年度が計画比110%と好調に推移。担当者は好調の要因として、物価高による消費行動の変化も間接的には影響しているとしつつ、「リユース品の状態の良さが評価されている」ことを挙げ、古着に抵抗があるユーザーを取り込むことで新規客数・リピーター数が増加していると分析した。また、自社製品を熟知した再雇用社員らによる厳しい選別や、「我々は長く愛用できる高品質なもの作りを基盤としており、お客さまも丁寧に製品を扱う方が多い」ことが回収品の状態の良さに寄与していると説明。メンテナンスやケアを重視した長期着用を推進してきたことが、同事業の追い風になっていると語った。

 ユーザーの年齢層は主に40代以上で、カテゴリー別ではニットやカットソーを中心に、満遍なく売れるという。担当者は、古着市場のポテンシャルについて「アパレル市場に占めるリユース市場規模は着実に大きくなっていく。消費者の環境意識の高まりとともに、リユースやリサイクルされる衣料品が増える余地も十分にある」と期待を寄せた。同社は、回収割合の20%への引き上げを長期目標に設定。回収量の増加に合わせて、リ・サンヨー事業のさらなる拡大を検討していくとした。

最終更新日:

FASHIONSNAP 編集記者

佐久友基

神奈川県出身。慶應義塾大学法学部を卒業後、製薬会社に入社し着道楽を謳歌するも、次第に"買うだけ"では満足できなくなりビスポークテーラー「SHEETS」に弟子入り。4年間の修行の末「縫うより書く方が向いている」という話になり、レコオーランドに入社。シズニでワンドアなK-POPファン。伊勢丹新宿店で好きなお菓子はイーズのアマゾンカカオシュー。

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サンヨーG&Bアウトレット落合店

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サンヨー

回収の様子

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サンヨーの倉庫

仕分けの様子

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サンヨーG&Bアウトレット落合店

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