
Image by: KRISVANASSCHE

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デザイナー クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)が、自身のブランド「クリスヴァンアッシュ(KRISVANASSCHE)」を新たな形で再始動する。2015年の休止から約11年ぶり。
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クリスは、1998年にアントワープ王立芸術アカデミーのウィメンズウェア専攻を卒業後、主にメンズウェアのデザインに携わってきた。自身の名を冠したブランドとしてクリスヴァンアッシュを2005年に立ち上げ、2007年に「ディオール・オム(Dior Homme)」のアーティスティックディレクターに就任。ディオール・オムに専念するため、クリスヴァンアッシュは2015年に休止した。2018年から2021年まで「ベルルッティ(Berluti)」のクリエイティブ・ディレクターを務め、その後は中国のスポーツウェアブランド「アンタ(ANTA)」、ベルギーのライフスタイルブランド「セラックス(SERAX)」、そして「フレッドペリー(FRED PERRY)」とのコラボレーションを発表。今年3月に来日した際には、フレッドペリー主催のトークショーの中でブランド再始動の可能性にも触れていた。
クリスは、以前からウィメンズウェアを手掛けたいという思いを抱いていたという。再始動にともないメンズウェアに回帰すると同時に、新たな始まりとしてウィメンズウェアを手掛け、メンズとウィメンズを「ひとつに結びつける」としている。
コレクションは従来とは異なる方法で、厳選したアイテムで構成。「不可欠でありながら、決してベーシックではないもの」を提供する。上質なデッドストック生地を使用することで少量生産となり、ある種の希少性をよみがえらせる。過去のクリスヴァンアッシュのアイデアを新たなプロポーションに再構築したものもあれば、全く新しいデザインも提案。「誰が何を着るべきか」といったルールに捉われず、男性的なコードと女性的なコードを共存させつつ、緊張感のあるコントラストを表現する。
ブランドは、年2回のコレクションを主とした従来のファッションカレンダーに従うことなく、独自のリズムで展開。現在は一部のみ公開しているファーストコレクションでは、「男女のためのボキャブラリー」を提示するという。その後はさまざまな形で、本当に新しいことを語るべきものがある時のみ、新作を展開していく姿勢。クリス自身のデザインやコラボレーションといった仕事と並行してブランドが存在し、その全てが公式サイト(krisvanassche.com)を通じてひとつのクリエイティブな世界としてまとめられる。
クリスは「A NEW CHAPTER」と題したレターを通じて、「すべてに通底しているのは、身の回りの多くのものが人工的で、手を加えられ、ますます現実から切り離されているように感じられる今、個人的で人間的なものをつくりたいという思いです。ファッションへの回帰というよりも、そもそもなぜ服を作りたいと思ったのか、その原点への回帰のように感じています」と語っている。
最終更新日:
◾️クリスヴァンアッシュ:公式サイト

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