

国内アパレル関連大手各社が、2026年8月度の既存店売上高を発表した。気象庁の発表によると、西日本は高気圧に覆われやすく猛暑が続いた一方、東日本では「令和8年8月千葉豪雨」が発生するなど記録的な大雨を記録。東京では月間平均気温が平年を下回り、ここ10年で2番目に低気温の8月となった。不安定な気候条件のなか、ユナイテッドアローズや良品計画、ワークマンなどの企業は増収で着地したが、ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業は2ヶ月ぶりの減収を記録した。
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国内ユニクロは、前年同月比1.3%減。東日本を中心に平年と比べて気温が低い日が多かったほか、「令和8年8月千葉豪雨」などの悪天候によって休業や営業時間短縮を余儀なくされた店舗があったことでマイナスでの着地となった。そのなかでも、バレルレッグパンツやアクティブワイドパンツ、ウォッシャブルスキッパーポロシャツなどは好調だった。担当者は、「エアリズムインナーなどの夏物コア商品のテレビCMを打ち出したタイミングで気温が下がったことが響いた」とコメントしている。
しまむらは、北日本を除く全地域で前年を超過し、同5.3%増で着地。猛暑日が続いたことでPB「ファイバードライ(FIBER DRY)」シリーズのパーカや、「COOL」シリーズのリラクシングパンツが好調だった。
良品計画は全カテゴリーで前年を上回り、同9.6%の増収。特に生活雑貨および衣服・雑貨カテゴリーが既存店ベースで2桁伸⾧を記録し、中でもヘルス&ビューティ、ハウスウェア、ファニチャー、インナーウェアが寄与した。
アンドエスティHDは、台風・大雨・地震といった自然災害により一部店舗で休業や営業時間短縮を余儀なくされたものの、夏物需要の継続と秋冬商品に動きがあったことで1.9%増。「ニコアンド(niko and ...)」「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」「レプシィム(LEPSIM)」といったブランドが好調だった。
ユナイテッドアローズは、定価販売、セール販売ともに前年水準をクリアし、同8.4%増で着地。特にECが好調で、売り上げ、客数ともに大きく伸長した。メンズはシャツ、カットソー、パンツ、ジャケットなど、ウィメンズはカット、カーディガン、ジャケット、シューズなどが動いた。
ワークマンでは、ワークウェアからカジュアルウェア、服飾小物まで夏物が好調に推移。リカバリーウェアも売り上げを伸ばし、同17.0%の大幅増となった。
■2026年8月度 各社実績(すべて既存店ベース/前年同月比)
国内ユニクロ事業(既存店+Eコマース)
売上高:98.7%
客数:90.9%
客単価:108.6%
しまむら
売上高:105.3%
客数:102.9%
客単価:102.8%
良品計画(直営既存店+オンラインストア)
売上高:109.6%
客数:102.7%
客単価:106.8%
アンドエスティ(旧アダストリア)
売上高:101.9%
客数:98.0%
客単価:104.0%
ユナイテッドアローズ(小売+ネット通販 既存店)
売上高:108.4%
客数:105.6%
客単価:101.6%
ワークマン
売上高:117.0%
客数:107.8%
客単価:108.5%
バロックジャパンリミテッド
売上高:97.3%
客数:95.9%
客単価:101.5%
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