PETA抗議者への「暴行」騒動で休職、CFDAトップのスティーブン・コルブが退任

CFDAのスティーブン・コルブCEO(※写真は「コーチ」2026年秋冬コレクションのショー来場時のもの)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight

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アメリカファッションデザイナー協議会(Council of Fashion Designers of America、以下CFDA)のCEO兼プレジデントを務めるスティーブン・コルブ(Steven Kolb)が、同職を退任した。コルブ氏は約20年にわたりCFDAに在籍し、2011年から15年間CEOを務めてきた。
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コルブ氏は9月18日(現地時間)、自身のSubstackで退任を発表。「CFDAを20年間率いてきましたが、CEO兼プレジデントを退任するという難しい決断を下しました」とし、「私たちが共に築いてきたものを非常に誇りに思っています。今が私自身と組織の双方にとって、新たな章を始めるのにふさわしい時だと考えています」とコメントした。退任声明では、ニューヨーク・ファッション・ウィーク中に起きた動物愛護団体「ピータ(PETA)」の抗議者との一件については言及していない。
コルブ氏をめぐっては、9月13日にニューヨークファッションウィークで開催された「コス(COS)」のショーで、ウールの使用に抗議していたPETAのメンバーを身体的に制止する様子を収めた動画がSNSで拡散。コルブ氏は自身の対応が不適切だったと謝罪し、「警備担当者に任せるべきだった」と説明していた。その後、CFDAの理事会による調査が行われる間、自主的に職務を離れることを表明していた。
CFDAはコルブ氏の退任を受け、「スティーブンは20年以上にわたり、アメリカのファッション界を支える献身的なリーダーであり、たゆまぬ擁護者であり続けました」と声明を発表。退任の決断を尊重するとした上で、長年にわたるリーダーシップとCFDAおよび業界への貢献に感謝を示した。また、「明確な使命と献身的なチームを備えた組織を残していく」とコメントしている。後任については発表していない。
コルブ氏は2006年にCFDAに加入し、2011年にCEOに就任。在任中は「CFDA/Vogue Fashion Fund」をはじめとする若手デザイナー支援や奨学金制度、サステナビリティに関する取り組みを推進したほか、ニューヨーク・ファッション・ウィークや「CFDAファッションアワード(CFDA Fashion Awards)」など、アメリカのファッション業界を代表する事業に携わってきた。
最終更新日:
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