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ミラノファッションウィーク 26-27年秋冬──賛否巻き起こしたデムナのグッチ、モデル15人のみのプラダ

注目ブランド・ハイライト

 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの興奮が冷めやらぬミラノの街で、ウィメンズの2026-27年秋冬ミラノファッションウィークが開催された。2月24日から3月2日までに、約50のランウェイショーと60以上のプレゼンテーションが行われた。

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 今シーズンは、デムナ(Demna)が就任して初のランウェイとなった「グッチ(GUCCI)」、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)による「フェンディ(FENDI)」、メリル・ロッゲ(Meryll Rogge)による「マルニ(MARNI)」といった、新章を迎えたブランドのショーに注目が集まった。

 また、創設者亡き後の「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」と「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」が、新体制でプレタポルテのショーを実施。グループとして成長が続く「プラダ(PRADA)」は、総勢たった15人のモデルがそれぞれ4回登場するギミックが話題に。

 そのほか、ディレクターの交代から2シーズン目となった、ルイーズ・トロッター(Louise Trotter)の「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」や、シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)による「ジル サンダー(JIL SANDER)」が、それぞれ充実したコレクションを見せている。

GUCCI

 最も賛否両論を巻き起こしたのは、デムナによるグッチ。メゾンのDNAをイタリアの黄金期であるルネサンスにさかのぼって探求し、デムナが提案するボディコンシャスなルックが観客を驚かせた。

 ラッパーのフェイクミンク(Fakemink)やネットスペンド(Nettspend)といった、次世代のカウンターカルチャーの担い手を、スーパーモデルと混在させたキャスティングにも注目。ラストルックを飾ったケイト・モス(Kate Moss)が着用した10カラットのGGロゴが輝く「GGソング(Tバック)」は、今季を象徴するアクセサリーとしてインパクトを残した。

ケイト・モス

ネットスペンド

GUCCI 2026年秋冬

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GUCCI 2026年秋冬コレクション

2026 AUTUMN WINTERファッションショー

FENDI

 フェンディは、キウリ自身のキャリアの基盤を築いたメゾンへの「凱旋」となり、期待が寄せられた。「Less I, more us("私"よりも”私たち”)」をモットーに、キウリならではのシスターフッド(女性同士の連帯)を提示。併せて13年ぶりにロゴを刷新し、ブランドの新章を印象付けた。

FENDI 2026年秋冬

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FENDI 2026年秋冬コレクション

2026 AUTUMN WINTERファッションショー

MARNI

 コロナ禍で自身のブランドを立ち上げ、着実に人気を拡大してきたメリル・ロッゲ。マルニでのデビューショーでは、期待に応えるように、ブランドのアーカイヴを引用しながら、彼女らしい“手癖”を組み込んだ新たなブランド像を提示した。ウェアのほか、スタイリングのアクセントとなったシューズやバッグで、自身のクリエイティビティの新境地を見せた。

MARNI 2026年秋冬

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MARNI 2026年秋冬コレクション

2026 AUTUMN WINTERファッションショー

GIORGIO ARMANI/EMPORIO ARMANI

 新体制で初のウィメンズコレクションとなったジョルジオ アルマーニは、故アルマーニ氏の姪であり、エンポリオ アルマーニの発展に貢献したシルヴァーナ・アルマーニが手掛けた。エンポリオ アルマーニはメンズ・ウィメンズの合同ショー形式で発表。こちらはアルマーニ氏と約40年にわたりクリエイションを共にしてきたレオ・デル・オルコ(Leo Dell'Orco)と、シルヴァーナが共同で製作した。

 なお、シルヴァーナはオートクチュールライン「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVÉ)」を、オルコはジョルジオ アルマーニのメンズをそれぞれ兼任している。

ジョルジオ アルマーニ

ジョルジオ アルマーニ

エンポリオ アルマーニ

エンポリオ アルマーニ

GIORGIO ARMANI 2026年秋冬 ウィメンズ

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GIORGIO ARMANI -Women's- 2026年秋冬コレクション

2026 AUTUMN WINTERファッションショー
EMPORIO ARMANI 2026年秋冬

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EMPORIO ARMANI 2026年秋冬コレクション

2026 AUTUMN WINTERファッションショー

PRADA

 ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)によるプラダは、女性の多面的な現実や人生の複雑さを、衣服の変容のプロセスである「レイヤリング」によって提示することを試みた。ラグジュアリーブランドのショーでは40〜50人のモデルを起用するのが通例だが、今回のショーでは、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)を含め15人のみが出演。登場する度にアウターを脱ぎ、レイヤードの順序を変え、アクセサリーと組み合わせるなど、1人のモデルにつき4スタイルを披露し、装いの多面性を具現化して見せた。

ベラ・ハディッドの4ルック

PRADA 2026年秋冬

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PRADA -Women's- 2026年秋冬コレクション

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2026-27年秋冬コレクション ハイライト

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最終更新日:

FASHIONSNAP 編集記者

平原麻菜実

Manami Hirahara

埼玉県出身。横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程卒業後、レコオーランドに入社。国内若手ブランド、国内メーカー、百貨店などの担当を経て、2020年にビューティチームの立ち上げに携わる。ポッドキャストやシューティング、海外コスメレビュー、フレグランス、トップ取材など幅広い観点でファッションとビューティの親和性を探る企画を進行。2025年9月より再びファッションチームに所属。映画、お笑い、ドラマ、K-POP......エンタメ中毒で万年寝不足気味。ラジオはANN派。

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