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ビヨンセが「ルネッサンス ワールド ツアー」でまとったベストコスチュームを大解剖

ビヨンセの「ルネッサンス ワールド ツアー」

ビヨンセの「ルネッサンス ワールド ツアー」

IMAGE by: VALENTINO、FENDI、GUCCI、LOUIS VUITTON、Tiffany & Co.

ビヨンセの「ルネッサンス ワールド ツアー」

ビヨンセの「ルネッサンス ワールド ツアー」

IMAGE by: VALENTINO、FENDI、GUCCI、LOUIS VUITTON、Tiffany & Co.

ビヨンセが「ルネッサンス ワールド ツアー」でまとったベストコスチュームを大解剖

ビヨンセの「ルネッサンス ワールド ツアー」

ビヨンセの「ルネッサンス ワールド ツアー」

IMAGE by: VALENTINO、FENDI、GUCCI、LOUIS VUITTON、Tiffany & Co.

 歌姫 ビヨンセ(Beyoncé)が現在「ルネッサンス ワールド ツアー」で各地を巡っている。単独ツアーとしては「フォーメーション ワールド ツアー」以来7年ぶり。今年5月にキックオフし、ヨーロッパ13ヶ国を経て、現在は北米各地で7部構成3時間にわたるパフォーマンスを披露している。公演によって着用する衣装が異なるのも話題の一つ。誰もが知るビッグブランドをはじめ、公演する国のブランドや黒人デザイナーを起用したりと、ビヨンセの哲学とセンスが詰まったゴージャスなカスタムルックが注目を集めている。アイコニックな衣装の数々をチェック。

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アンバサダーを務める「ティファニー」のメッシュドレス

 カナダ・トロント公演では、「ティファニー(Tiffany & Co.)」のエルサ・ペレッティ™ メッシュ ドレスを着用。エルサ・ペレッティ™の作風を象徴する「ダイヤモンド バイ ザ ヤード™」とメッシュを融合して、職人たちが作り上げたものだ。今回のツアーではティファニーが公式ジュエラーとなっており、ティファニーならではのコレクションやカスタムデザインが、彼女のパフォーマンスに華を添えている。

Image by Tiffany & Co.

ワンダーウーマンのような「フェンディ」のキャットスーツ

 スペイン・バルセロナ公演では、インターシャ仕様のメタリックレザーの「フェンディ(FENDI)」のキャットスーツに、同素材のニーハイブーツとグローブをスタイリング。さらに2022年春夏コレクションに登場した、イラストレーター アントニオ・ロペス(Antonio López)のリボンモチーフをインターシャで施したアップサイクルファーのケープがアクセントに。また、カナダ・トロント公演では、2023年春夏クチュールコレクションより、蜂の巣にインスパイアされクリスタルの刺繍が施されたレースのドレスをセレクト。

Image by FENDI

ダンサーたちも「ヴァレンティノ」のピンクPPカラーで登場

 アメリカ・イーストラザフォード公演では、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」によるピンクPPカラーのスパンコールを配したコートとボディスーツに、ロングブーツ、Vモチーフをあしらったマスクを合わせた姿を披露。ダンサーたちも同様に、ピンクPPカラーの衣装に身を包んだ。また、ベルギー・ブリュッセル公演では、シルクガウン全体にクリスタルラインストーンが施されたドレスで登場。深いネックラインとサイドスリットも美しく、まるでディズニープリンセスのよう。

Image by VALENTINO

神々しい馬のモチーフが煌めく「アレキサンダー・マックイーン」

 アメリカ・イーストラザフォード公演では、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」の衣装で、馬のセットに跨った。スパンコールで馬の刺繍をあしらったボディスーツに、シルバースパンコールのケープ、ブーツをスタイリング。イギリス・ロンドン公演では、レッドビーズで総刺繍を施したスラッシュドレス、グローブ、メタリックレッドレザーのサイハイブーツを着用。アメリカ・ナッシュビル公演では、ブラックのメッシュにビーズやクリスタル、スパンコールを用いアナトミック刺繍を施したボディスーツ、グローブ、ブーツ、キャットアイサングラスを合わせた。アメリカ・ミネアポリス公演では、馬の刺繍入りのシアーなボディスーツを着用。

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Image by Alexander McQueen

騙し絵のようなデザインが目を引く「ロエベ」のボディスーツ

 イギリス・ロンドン公演では、ゴールドクリスタルをあしらったボディスーツで登場。ハンドモチーフのだまし絵を施したデザインで、ビヨンセ本人も赤い爪のついたラバーラテックスのグローブをはめている。もう1着はシルバークロームの3Dプリントブラを組み合わせたサテンテクニカルジャージーのボディスーツ。こちらは衣装デザイナーのシオーナ・トゥリーニ(Shiona Turini)と共同で手掛けたもので、シルバーのスワロフスキー・クリスタルが全体に施された。2着のボディスーツはそれぞれパリとバルセロナの工房で職人によるハンドメイドで仕上げられた。

Image by LOEWE

シンプルなのに大胆な「マーク ジェイコブス」のストライプドレス

 アメリカ・イーストラザフォード公演では、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」によるスワロフスキークリスタルで覆われたドレスを着用。2013年スプリングコレクションで登場したモノクロームのストライプルックを彷彿とさせるデザインだ。60年代のオプティカル・アートのような幾何学的図形が、観客の視線を独占。大きく開いたサイドスリットもセンシュアルな印象に。

2013年スプリングコレクションのルック33

Image by MARC JACOBS

愛娘ブルー・アイビーもお揃いの「ルイ・ヴィトン」で登場

 アメリカ・デトロイト公演では、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)制作によるボディスーツを着用。よく見るとクリスタル装飾の中に、彼女の愛称である「クイーン・B(女王蜂)」にちなんだ蜂のモチーフが隠れている。ビヨンセの11歳の長女ブルー・アイビー(Blue Ivy)とダンサーたちも、クリスタルのディテールをあしらったダミエのカスタムメイド衣装で登場した。

Image by LOUIS VUITTON

クリスタルのフリンジが揺れる「グッチ」のボディスーツ

 オランダ・アムステルダム公演では、「グッチ(GUCCI)」のコルセット付きボディスーツを着用。クリスタルフリンジのドレープが彼女の動きに合わせてゴージャスに煌めく。インナーには、クリスタル装飾が施されたシアーボディスーツを着用。キャットアイのサングラスはティファニーのもので、シルバーのディテールに合わせてネイルをシルバーに塗っているのもさすがビヨンセ。

Imaged by GUCCI

袖が特徴的な「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド」

 イギリス・ロンドン公演では、「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood)」によるラテックスのミニコルセットドレスを着用。ロンドンのアトリエにて手作業で制作され、構築的なスパイラルスリーブがアクセントとなっている。ブラックのスティレットは「ジュゼッペ ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)」のもの。ハードなダンスパフォーマンスを見せるためにブーツの着用が多いビヨンセだが、ハイヒールの装いも美しい。

Image by Beyonce.com and @parkwood

奴隷解放記念日にまとった「フェラガモ」のドレスの意味

 「奴隷解放記念日(Juneteenth)」である6月19日、ビヨンセは「今夜ルネサンス ワールド ツアーで私が着たものはすべて黒人デザイナーだけによって作られたもの」とインスタグラムで表明。そのオランダ・アムステルダム公演では「バルマン(BALMAIN)」のオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)、「オフ-ホワイト™(OFF-WHITE™)」のイブラヒム・カマラ(Ibrahim Kamara)、「ラクアン・スミス(LaQuan Smith)」、「フェーベン(FEBEN)」、そして「アイビーパーク(IVY PARK)」の彼女自身のデザインも着用した。

 そして「フェラガモ(FERRAGAMO)」のマクシミリアン・デイヴィス(Maximilian Davis)による、赤いマイクロクリスタルが全身にちりばめられたドレスをチョイス。もう一着は、スカーフをあしらったシルバーラメのジャージドレープミニドレス、同じ生地のロングブーツ。どちらも彼女の強さと美しさを引き立てる。

Image by FERRAGAMO

ラインストーンが煌めく「ミュウミュウ」のショートパンツ

 アメリカ・ニュージャージー公演では、ラインストーンのデニムショートパンツと、クリスタルが全面に刺繍された「ミュウミュウ(MIU MIU)」のタンクトップを着用。シルバーのフリンジ付きのカスタムブーツは「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」のもの。ウエスタンブーツのようなデザインが装いに強さをプラス。

Imaged by MIU MIU

銀河系を思わせる「ランバン」のシルバーレオタード

 アメリカ・シカゴ公演では、スタイリストのカレン・ラングレー(Karen Langley)とのコラボレーションにより考案された、「ランバン(LANVIN)」のレオタードとケープを着用。今回のツアーの核となる銀河系的なテーマと、ランバンのヘリテージからインスピレーションを得たデザインだという。シルバーラメのレオタードにはゴールドのシグネチャー金具があしらわれており、ところどころがカットアウトされている。制作には180時間以上が費やされたという。

Image by LANVIN

ゴールド&シルバーのパッチワークを効かせた「マルニ」

 アメリカ・アトランタ公演では、「マルニ(MARNI)」のクリエイティブ・ディレクターであるフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)が手掛けたカスタムルックを着用。ゴールドとシルバーに輝くパッチワークのラミネートレザーに、クリスタルのミラーパーツが施された。ボリュームあるクロップドダウンジャケットとボディスーツを合わせ、ニーハイブーツをスタイリング。

Image by @BEYONCE via Instagram

未来的なメタリックドレスは「ラバンヌ」のシグネチャー

 フランス・パリ公演では、丸いシルバープレートをあしらった「ラバンヌ(︎Rabanne)」のアッサンブラージュドレスを着用した。創業者のパコ・ラバンヌ(Paco Rabanne)は、1966年のファーストコレクション「12 Dresses in Unwearable Materials」が有名。金属やプラスチックなどで制作されたフューチャリスティックなドレスが今も、ブランドのシグネチャーとなっている。今回制作されたドレスは、無数に連なるメタリックピースのミラー効果によって、ビヨンセの姿をさらに輝かせた。 

Image by Rabanne

ミラーモノグラムの「デュンダス」のハットはイニシャル入り

 アメリカ・フォックスボロ公演では、「デュンダス(DUNDAS)」の2023年秋冬コレクションにインスパイアされたルックを着用。アクリルガラスの装飾をデコルテにあしらったボディスーツに、シルバーレザーのミニスカートとシルバーのオペラグローブをスタイリング。ミラーモノグラムのアドミラルズハットとコートは、まるでSF映画に出てくる司令官のよう。フロントにはイニシャル「B」が大きく刺繍されている。クリスタルをあしらった近未来的なサングラスはティファニーのもの。

Image by Parkwood Entertainment

全身をメタリックピンクで彩った「アクネ ストゥディオズ」

 アメリカ・ミネアポリス公演では、「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」によるメタリックピンクのコルセットトップとショートパンツ、レザーケープを着用。カスタムのピンクのサングラスを合わせて、全身ピンクで揃えた。ケープを脱いだ姿もゴージャスそのもの。

Image by Acne Studios

ゴールド×ブラックがゴージャスな「アルベルタ フェレッティ」

 フランス・マルセイユ公演では、クラッシュクリスタルとゴールドスパンコールの刺繍が施された「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」のレオタードを着用。長いトレーンが付いたゴールドのドレープミニスカートを合わせたスタイリングがステージ上で強い輝きを放つ。

Image by ALBERTA FERRETTI

香水ボトルのような体型を引き立てる「メアリー・カトランズ」

 イギリス・ロンドン公演では、ビヨンセの3Dボディスキャンに基づいて精密に加工された「メアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)」のドレスを着用。これは2009年春夏「10周年アニバーサリーショー」からインスピレーションを得たもので、2009年に発表された香水ボトルのドレスを再編集したもの。ビーズ、クリ​​スタル、ゴールドのスパンコールが手刺繍され、完成までに約3000時間を要したという。見えない部分に「Beyoncé Renaissance」の文字刺繍も入っており、まるでオートクチュールのような仕上がりだ。

Image by Mary Katrantzou

「デヴィット コーマ」のサイハイブーツとメタリックルック

 スウェーデン・ストックホルム公演と、イギリス・エディンバラ公演で「デヴィット コーマ(David Koma)」を着用。メタリックルックは、2023年春夏コレクションのルック28からインスパイアされたもの。虹色に輝く素材がフューチャリスティックな印象に。ダンサーたちもデヴィッド・コーマのカスタムドレスを着用している。スタイリングを手がけたのは、ビヨンセの従兄弟であり、クリエイティブ マネージャー兼スタイリストを務めるKJ ムーディ(KJ Moody)。

2023年春夏コレクションのルック28

Image by Beyoncé.com

UVライトで色が変化する「アンリアレイジ」の魔法のローブ

 スウェーデン・ストックホルム公演では、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」によるフォトクロミック素材の白いローブを着用。ステージ上には2台のロボットアームが設置され、両サイドからUVライトを照射して服の色を変えた。三角のポリゴンを繋ぎ合わせたデザインは、アルバム「ルネッサンス」で象徴的なビジュアルとして用いられているステンドグラスのイメージを反映したもの。アンリアレイジならではのファッションテクノロジーが観客たちを驚かせた。

Image by ANREALAGE

カトラリーをリサイクルした「マリーン・セル」のジュエリー

 アメリカ・シカゴ公演では、ムーンシンボルが特徴の「マリーン・セル(MARINE SERRE)」のキャットスーツを着用。脚、ヒップ、胸部にはリフレクターパネルが施された。その上にシルバー製のカトラリーを再生したジュエリーボディスーツを重ねており、フロントには「RENAISSANCE」の文字が躍る。また、ツアーのためにシルバーで再構築されたアンクルブーツも着用。ダンサーたちは、リフレクター素材で作られたムーンプリントのキャットスーツを着用しており、膝、胸部、背中にはムーンのカットアウトも見られる。

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Image by MARINE SERRE

マリーン・セル着用でのパフォーマンス Video by MARINE SERRE

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