2021年に登場した「コロンビア(Columbia)」の反射蓄熱テクノロジー「オムニヒートインフィニティ(OMNI-HEAT™ INFINITY)」。今秋は80を超えるスタイルのジャケット、ブーツ、アクセサリーに採用され、コロンビアを代表する技術の一つとなっています。でも実際にはどのくらい暖かいのでしょうか?そんな疑問を解消するかのようにコロンビアが−20℃の「極寒の展示会」を開いたので、実際に試してきました。
オムニヒートインフィニティとは?
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オムニヒートインフィニティの前作となる「オムニヒート(OMNI-HEAT™)」は、2010年に発表。日常的な防寒ウェアをはじめ、エベレスト遠征隊のウェアにも採用されたことがあります。ドット形のオムニヒートリフレクティブをウェアやシューズの裏地に配置することで体温を反射しながら蓄熱。柔軟性の高い生地に使用することで、フィット感を維持しながら通気性と高い保温性の両立を実現しました。
オムニヒートインフィニティは、前作で均一サイズだったオムニヒートリフレクティブを、大小の2サイズにアップデート。可能な限りオムニヒートリフレクティブの面積を広くすることで、熱反射率を上昇させました。一方で、ドットの隙間はあえて残しており、隙間から湿気を放出して、内部をより快適に保つための工夫がなされています。また、10年ぶりのアップデートということで、オムニヒートはシルバーだったのに対して、オムニヒートインフィニティはゴールドに仕上げられています。
極寒の展示会、オムニヒートインフィニティの実力は?
展示会の会場は、中外倉庫運輸の冷凍倉庫。普段は冷凍食品などを扱っていて、温度は−20〜30度に設定されているそうです。事前に「極力暖かい服装で来てください」と連絡をもらっていましたが、受付では来場者用のダウンのほかに、帽子、手袋、ブーツをはじめ、トップスやパンツも用意されていました。
フル装備に着替え、いざ会場へ。冷凍倉庫の重厚な扉が開いただけで冷気を感じます。ちなみに、一般的なスニーカーで入場しようとすると、担当の方から「やめておいたほうがいいですよ」と言われました。
会場内では、ダウンのほか、フットウェアや手袋、ネックウォーマーを展示。すべてのアイテムにオムニヒートインフィニティが使用されています。また、今後開かれるポップアップショップでは、今回のディスプレイを参考に展開されるようです。
−20度はまつ毛が凍るほどの温度。また、温度設定などの問題から基本的に約20分は出入りが禁止となっていましたが、オムニヒートインフィニティのおかげで凍えることなく過ごせました。オムニヒートインフィニティは手袋やネックウォーマーなどにも使用できるほど薄手のテクノロジーなので、ごわつかないことも魅力。インナーを選びませんし、何より可動域が広いので凄く快適です!
オムニヒートインフィニティ搭載アイテムは、コロンビアの直営店をはじめ、取扱店舗で順次販売を開始しています。また、10月28日16時から特設サイトも開設予定。気になる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
2022年秋冬のダウン一覧
■オムニヒートインフィニティ:特設サイト
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