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Fashion

高校時代に通った「アメ村」から着想、ダイリクの岡本大陸が自身のルーツを詰め込んだランウェイショー開催

 デザイナー岡本大陸が手掛ける「ダイリク(DAIRIKU)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 A/W」最終日に新作コレクションをショー形式で発表した。テーマは「After School」。岡本がこれまでの人生で歩んできた自身のルーツを反映させた。

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 デザイナーの岡本がバンタンデザイン研究所在籍中に始動したダイリクは、2016年アジアの若手デザイナーを発掘するプロジェクト「アジアファッションコレクション(Asia Fashion Collection)」でグランプリを獲得。2021年にはファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD」に選出され、今回ショーを開催するに至った。

 これまでも自身の好きな映画をクリエイションに反映させてきた岡本は、今回のショーでは映画の撮影現場のようなセットを用意。組み立てたセットの上では撮影班がカメラを回しており、実際の映画の撮影に立ち会っているかのようなリアルさを覚えた。音楽は、岡本の高校時代の同級生 清水英介がヴォーカルを務めるAge Factoryが担当した。

 ショーは、地鳴りのような轟音からスタート。明るくなると同時に新作を身に纏ったモデルが姿を表し、複雑に入り組んだ通路を縦横無尽に歩いた。フィナーレでは、ランウェイの余韻が残るなか岡本が現れ、感謝の言葉を口にしながらセットの上を疾走した。

 コレクションでは、テーマ「After School」の文字を配したTシャツのほか、岡本自身が高校時代に通っていた「アメ村」から着想を得たことを示す「Inspired by AMEMURA」の文言をあしらったコートなどを展開。古着やミリタリーからインスピレーションを受けながら、現代的なディティールやビビッドな差し色を取り入れたコレクションを披露した。

DAIRIKU デザイナーの岡本大陸 Image by FASHIONSNAP
DAIRIKU デザイナーの岡本大陸 Image by FASHIONSNAP

 岡本はショーを終えて、「これまでの人生で好きになった映画やよく通った場所、ファッションを好きになった経緯など、自分のルーツを詰め込んだショーにしたかった」と涙ぐみながら話し、「今後はパリでコレクションを発表したい」と未来を見据えた。

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